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*テレビ朝日はかつて'''株式会社日本教育テレビ'''という教育番組専門に設立された局であった。免許交付の条件は教育番組を50%以上、教養番組を30%以上放送するというものであり、営利を目的とした教育専門局は世界でも珍しかった。しかし、この試みは事実上失敗に終わり、その後例えば[[アニメーション]]や[[映画|外国映画]]を、それぞれ「子供の情操教育のため」「[[外国文化]]の紹介」などとこじつけながら「教育番組」や「教養番組」に指定し、対外呼称も『日本教育テレビ』から『'''NETテレビ'''』に変更。事実上の総合放送局化を図った。その後[[1973年]]11月に同じ教育専門局だった東京12チャンネル(のちの[[テレビ東京]])の深刻な経営不振などを理由に総合局免許が交付され、名実ともに『総合局NET』として再出発し、2回の社名変更を経て現在に到る。
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''※詳細な社歴は[[#沿革|別項]]を参照''
*[[1996年]]にANN全国ネットワークを完成させると、様々な改革を断行。まず系列のシンボルマークを制定(1996年)し全国ネットワークの一体感を高める。その後[[2003年]]の[[六本木ヒルズ]]新社屋移転を「第3の開局」と位置付け、商号を'''全国朝日放送株式会社'''から、旧社名より一般的に広まった'''株式会社テレビ朝日'''に変更、企業[[ロゴタイプ|ロゴ]]も『'''/tv asahi'''』に一新すると、局に対するブランドイメージは向上。コンテンツ面でも[[世界水泳]][[FIFAワールドカップ]](アジア予選・本戦)といったスポーツのビッグイベントの中継や[[愛のエプロン]][[銭形金太郎]][[いきなり!黄金伝説。]][[TRICK]]等深夜の人気番組をゴールデンタイムに昇格させるシステムが功を奏し、[[2005年]]4月クールの[[ゴールデンタイム]]視聴率が[[フジテレビジョン|フジテレビ]]に次いで2位となり、「万年視聴率4位」「振り向けばテレビ東京」等といった汚名返上に成功した。
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*[[2005年]]、年間視聴率、ならびに年度視聴率で[[プライムタイム]]の視聴率が開局以来初の'''2位'''となった。ちなみに、[[全日]]視聴率においては、[[1969年]]から[[1971年]]の3年間、[[日本放送協会|NHK]]についで'''在京局2位'''(在京民放首位)になったことがある。
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* [[1957年]]、テレビ業界への進出をうかがっていた[[東映]]、日本短波放送(現・[[日経ラジオ社|日経ラジオ社]])およびその親会社である[[日本経済新聞社]]、そして[[旺文社]]など出版関係者が中心となり、教育番組専門局として'''株式会社日本教育テレビ'''を設立。免許交付の条件は教育番組を50%以上、教養番組を30%以上放送するというものであり、営利を目的とした教育専門局は世界でも珍しかった。
:※[http://company.tv-asahi.co.jp/corp/teirei/2002/0924.html 「第3の開局」に向けた全社変革運動の狙いと現況について]
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** しかし、この試みは事実上失敗に終わり、その後は例えば[[アニメーション]]や[[映画|外国映画]]を、それぞれ「子供の情操教育のため」「[[外国文化]]の紹介」の名目で「教育番組」や「教養番組」に指定し、対外呼称も『日本教育テレビ』から『'''NETテレビ'''』に変更。事実上の総合放送局化を図った。
:※なお、[http://www.jetv.co.jp/ 日本教育テレビという同名のビデオ映像製作会社]が[[大阪府]]にあるが、これは当然テレビ朝日とは一切関係がない
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** [[1973年]]11月に、同じ教育専門局だった東京12チャンネル(のちの[[テレビ東京]])の深刻な経営不振などを理由に、NETにも総合局免許が交付され、名実ともに『総合局NET』として再出発することとなった。
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* 開局前に、東映は朝日新聞社と合弁して[[テレビ朝日映像|朝日テレビニュース社]]を設立して、NETは開局以来同社が制作したニュースだけを放送していた。しかし1966年に東映の持株の半分を朝日新聞社が譲受して以降、資本面や経営面でも朝日新聞社との結びつきが強化され、事実上朝日新聞社の傘下に入った。
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* [[1977年]]'''全国朝日放送株式会社'''に社名変更して略称を『'''テレビ朝日'''』とする。
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* [[1996年]]10月1日、[[岩手朝日テレビ]]の開局をもってANN全国ネットワークの完成を宣言。同時に系列のシンボルマークを制定した。
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* [[2002年]]、前年の[[世界水泳選手権]]での取り組みをきっかけに、体質改善を目的として「全社変革推進運動」を開始し、[[2007年]]まで続けられた。この間に大幅な社内改革が行われ、結果として後述するような視聴率の向上につながった。
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* [[2003年]][[六本木ヒルズ]]新社屋移転を「第3の開局」と位置付け、社名を'''株式会社テレビ朝日'''に変更、企業[[ロゴタイプ|ロゴ]]も欧文主体のものに改めた。
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* [[2005年]]、年間視聴率ならびに年度視聴率で[[プライムタイム]]の視聴率が開局以来初の'''2位'''となった。これまでは「万年4位」と呼ばれるほど長期にわたって視聴率が低迷していた。ただし[[全日]]視聴率では、NETテレビ時代の[[1969年]]から[[1971年]]まで、[[日本放送協会|NHK]]に次ぎ'''在京局2位'''(在京民放首位)になったことがある。
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* [[2007年]]11月1日、会社創立50周年を迎える。2009年2月1日の開局50周年を挟んで、2009年3月31日までを「開局50周年記念期間」と位置付け、様々な記念番組の放送、及び企画・イベントを行なった。
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* [[2012年]]、4月の月間視聴率(2日 - 29日)ならびに四半期視聴率(4月第1週 - 6月第4週)で[[全日]]・[[ゴールデンタイム]]・[[プライムタイム]]・[[プライム2]]の時間帯すべてで首位となり、開局以来初の「'''四冠王'''」を獲得した。
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* 2012年度上半期の平均視聴率は、プライム・プライム2で首位を獲得。全日・ゴールデンは2位となったが、プライム・プライム2・ゴールデンでは開局以来初、全日では41年ぶりの記録となった。
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* 2012年の年間視聴率(2012年1月2日 - 12月30日)において、プライムタイムの時間帯で開局以来初の首位を獲得。ゴールデンタイムでも開局以来初の2位となり、全日では41年ぶり4回目の2位を獲得した。
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*また[[準キー局]]の[[朝日放送]]は、[[2012年]](ビデオリサーチ調べ、関西地区)の年間視聴率で、全日帯(午前6時~午前0時)、ゴールデン帯(午後7時~10時)、プライム帯(午後7時~11時)で1位になった。3冠獲得は[[1982年]]以来30年ぶり。同社によると、朝や夜のローカル番組やゴールデン帯の全国ネット番組が好調なためだという。
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* 2012年の年度視聴率(2012年4月2日 - 2013年3月31日)において、ゴールデンタイムの時間帯で開局以来初の首位を獲得。プライムタイムでも年間に続き首位を獲得し、初の視聴率2冠を達成した。全日は日本テレビ(7.9%)に0.1%差で2位につけた。また、2012年度下期(2012年10月1日 - 2013年3月31日)では全日も首位となり、テレビ朝日が独自に設定しているプライム2(午後11時 - 午前1時)を合わせ4冠を達成している。
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* 上記の視聴率首位獲得やかつて「民放の雄」だった[[TBSテレビ]]の長期低迷も相まって、テレビ朝日は単体売上高でも開局以来初めてTBSテレビを抜き民放キー局3位に浮上した。
  
 
===英字略称===
 
===英字略称===

2014年6月20日 (金) 09:00時点における版

株式会社テレビ朝日テレビあさひ)は、関東広域圏放送対象地域とする一般放送事業者である(放送区域は、本来は沖縄県の放送対象地域である大東諸島が含まれる)。

目次

概説

特色

現在は金曜日の 10時30分からも放送している。 月曜から木曜日は 時代劇再放送放送している 最近は相棒再放送を 16時から毎日放送している また日本テレビや フジテレビ同様に 一切韓流放送していない。 ただしBSとCSでは放送している

  • 社長自ら消費者金融CMを自粛しないと公表したことにより、「モラル・公共性のないテレビ局」と激しい非難を浴びた(タバコ広告規制以前はタバコCMも自粛していなかった)。
  • スーパー戦隊シリーズ」等の実写特撮テレビ番組を「仮面ライダー」第1作(毎日放送がANN系列時代に制作)以降はほぼ中断期なく放送しており、他系列民放が手を出さ無い時期も特撮ヒーローの灯を守り続けた局である。これらの番組は、現在「スーパーヒーロータイム」として放送されている。
  • 民放局の中で改編率が極めて低く、長寿番組が非常に多い。その反面、前述の問題点により「日本、いや地球上に存在していること自体が何らかの誤りとしか言い様が無い程に酷いテレビ局」と批判されることもままある。

【報道しない自由】京大教授「朝日と毎日の報道番組は、もはやただの思想誘導だ」

京都大学公共政策大学院特別教授 佐伯英隆

昔から議論のネタではあったが、近年、自公から民主へ、さらに民主から自公への政権交代過程に伴い、マスメディアの公平・中立性の議論が一段と喧しい。

先の衆院選、参院選では、個々の弁士の演説終了後、かなりの頻度で取材中のマスコミ関係者に対し聴衆から「偏向マスコミ帰れ」の大合唱が沸き起こった。これまでに無い出来事である。

「事実」という断片だけを繋ぎ合わせても記事や報道はできない。そもそも、どの「事実」を報道するのかという取捨選択から始まり、記事や番組の構成、強調点、誰のコメントを付すかなどに報道者の選択が入る事は避けられず、報道する側の主観を一切排除した完璧な公正・中立報道などは本来幻想でしかない。もともと報道各社ごとに政治的色彩の違いはあった。

ただ、従来その色彩の違いが「何となく」であったものが、近年急速に鮮明かつ露骨になったのではないか。これまでマスメディアは一応、公平・中立という建前の旗印だけは降ろさずに来たが、最近その仮面もかなぐり捨てて、それぞれ思い思いの方向に突っ走り、タガが外れた印象がある。

報道者側は報道する自由もあるが、「報道しない自由」もある。これを駆使すれば、自らの主張に沿う報道を作り上げることは極めて容易である。

また、「議論を呼びそうだ」「問題となりそうだ」という表現を加えて世論を誘導することも簡単だ。そういった誘惑を報道人としての使命感と矜持で自制してもらいたいのだが、自制より報道各社の政治方針に沿う事の方が(出世のためには?)重要と見える。

テレビの「報道番組」に至っては、視聴者を番組制作者側の政治的信条・主張に沿って誘導するショーと化している。

新聞・雑誌と異なり、電波帯域という公共財を特別に使用する権能を付与されたテレビ・ラジオには、放送法第4条で政治的公平性と、意見対立案件についての多角的論点提示が義務付けられているのだが、それを意識している番組製作者が何人いるのだろうか。

CNNBBCでは、意見対立案件については、双方の論者を画面に登場させて議論させるケースが多々見られるが、我が国では、コンセンサス形成という予定調和を望む傾向が強く、それが反映されるのか、双方が対立意見を戦わせるという番組の構成はほとんど見かけない。視聴者に選択させるという事をせず、「番組製作者が考えるコンセンサス」に誘導していこうという意図が見透かされるものが多い。

新聞も一種の危機である。経団連調べによれば、新聞記事への信頼度は57%で、テレビやネットを大きく上回っているとの事だが、逆に言えば4割強の人が新聞記事を信頼していないという事であり、一昔前、新聞に書かれてあることをほとんどの人がそのまま真実だと受け取っていた「幸せな時代」からすれば劇的な変化だ。

ネット情報に対する信頼度は確かに低いが、それはネットとは、さまざまな人が自己の主張や心情に基づき、さまざまな情報を展開する場であるという事を「皆が知っている」からである。

しかし、その多様性ゆえにマスメディアの報道に対して「本当にそうか」自ら調べる検証装置、セカンドオピニオンの提供機能を果たしている。民衆は新聞記事を自ら検証する手段を史上初めて手に入れた訳である。新聞人はこの数字をもっと深刻に捉えるべきであろう。マスメディアが公正・中立という仮面まで捨ててしまうのは緩慢な自殺行為である。

さえき・ひでたか 大阪府出身。東京大学法学部ハーバード大学J・Fケネディ行政大学院卒。1974年通産省(現経産省)に入省。在ジュネーブ日本政府代表部参事官、島根県警本部長、通商政策局審議官などを経て2004年に退官。現在、イリス経済研究所代表などを務める。

ニュース番組でよく用いられる表現

① 「政府は何もやっていない」       → 自分たち好みの行動を取っていない

② 「議論が尽くされていない」       → 自分たち好みの結論が出ていない

③ 「国民の合意が得られていない」     → 自分たちの意見が採用されていない

④ 「内外に様々な波紋を呼んでいる」    → 自分たちとその仲間が騒いでいる

⑤ 「皆さんにはもっと真剣に考えてほしい」 → アンケートで自分達に不利な結果が出ました

⑥ 「心無い中傷」             → 自分たちが反論できない批判(はやめろ)

⑦ 「異論が噴出している」         → 自分たちが反対している

⑧ 「本当の解決策を求める」        → 現実的な具体策は何もないがとにかく政府等のやり方はダメだ

⑨ 「各方面から批判を招きそうだ」    → 批判を開始してください

⑩ 「~なのは間違いありません」     → 証拠が何も見つかりませんでした

⑪ 「両国の対話を通じて~」        → 中韓に都合の悪い行動はやめて中韓の言うことを聞け

⑫ 「問われているのは~」          → 次に中韓と市民団体に騒いで欲しいのはここだ

⑬ 「表現の自由・報道の自由」        → 捏造(記事)の自由・偏向(報道)の自由

⑭ 「人権尊重」              → (中韓に有利になるように)人権を尊重しろ

⑮ 「右翼」               → 自分達にとって都合の悪いことを言う人

⑯ 「反発は必至」            → 早く抗議してください

ネットワーク

略歴

※詳細な社歴は別項を参照

  • 1957年、テレビ業界への進出をうかがっていた東映、日本短波放送(現・日経ラジオ社)およびその親会社である日本経済新聞社、そして旺文社など出版関係者が中心となり、教育番組専門局として株式会社日本教育テレビを設立。免許交付の条件は教育番組を50%以上、教養番組を30%以上放送するというものであり、営利を目的とした教育専門局は世界でも珍しかった。
    • しかし、この試みは事実上失敗に終わり、その後は例えばアニメーション外国映画を、それぞれ「子供の情操教育のため」「外国文化の紹介」の名目で「教育番組」や「教養番組」に指定し、対外呼称も『日本教育テレビ』から『NETテレビ』に変更。事実上の総合放送局化を図った。
    • 1973年11月に、同じ教育専門局だった東京12チャンネル(のちのテレビ東京)の深刻な経営不振などを理由に、NETにも総合局免許が交付され、名実ともに『総合局NET』として再出発することとなった。
  • 開局前に、東映は朝日新聞社と合弁して朝日テレビニュース社を設立して、NETは開局以来同社が制作したニュースだけを放送していた。しかし1966年に東映の持株の半分を朝日新聞社が譲受して以降、資本面や経営面でも朝日新聞社との結びつきが強化され、事実上朝日新聞社の傘下に入った。
  • 1977年全国朝日放送株式会社に社名変更して略称を『テレビ朝日』とする。
  • 1996年10月1日、岩手朝日テレビの開局をもってANN全国ネットワークの完成を宣言。同時に系列のシンボルマークを制定した。
  • 2002年、前年の世界水泳選手権での取り組みをきっかけに、体質改善を目的として「全社変革推進運動」を開始し、2007年まで続けられた。この間に大幅な社内改革が行われ、結果として後述するような視聴率の向上につながった。
  • 2003年六本木ヒルズ新社屋移転を「第3の開局」と位置付け、社名を株式会社テレビ朝日に変更、企業ロゴも欧文主体のものに改めた。
  • 2005年、年間視聴率ならびに年度視聴率でプライムタイムの視聴率が開局以来初の2位となった。これまでは「万年4位」と呼ばれるほど長期にわたって視聴率が低迷していた。ただし全日視聴率では、NETテレビ時代の1969年から1971年まで、NHKに次ぎ在京局2位(在京民放首位)になったことがある。
  • 2007年11月1日、会社創立50周年を迎える。2009年2月1日の開局50周年を挟んで、2009年3月31日までを「開局50周年記念期間」と位置付け、様々な記念番組の放送、及び企画・イベントを行なった。
  • 2012年、4月の月間視聴率(2日 - 29日)ならびに四半期視聴率(4月第1週 - 6月第4週)で全日ゴールデンタイムプライムタイムプライム2の時間帯すべてで首位となり、開局以来初の「四冠王」を獲得した。
  • 2012年度上半期の平均視聴率は、プライム・プライム2で首位を獲得。全日・ゴールデンは2位となったが、プライム・プライム2・ゴールデンでは開局以来初、全日では41年ぶりの記録となった。
  • 2012年の年間視聴率(2012年1月2日 - 12月30日)において、プライムタイムの時間帯で開局以来初の首位を獲得。ゴールデンタイムでも開局以来初の2位となり、全日では41年ぶり4回目の2位を獲得した。
  • また準キー局朝日放送は、2012年(ビデオリサーチ調べ、関西地区)の年間視聴率で、全日帯(午前6時~午前0時)、ゴールデン帯(午後7時~10時)、プライム帯(午後7時~11時)で1位になった。3冠獲得は1982年以来30年ぶり。同社によると、朝や夜のローカル番組やゴールデン帯の全国ネット番組が好調なためだという。
  • 2012年の年度視聴率(2012年4月2日 - 2013年3月31日)において、ゴールデンタイムの時間帯で開局以来初の首位を獲得。プライムタイムでも年間に続き首位を獲得し、初の視聴率2冠を達成した。全日は日本テレビ(7.9%)に0.1%差で2位につけた。また、2012年度下期(2012年10月1日 - 2013年3月31日)では全日も首位となり、テレビ朝日が独自に設定しているプライム2(午後11時 - 午前1時)を合わせ4冠を達成している。
  • 上記の視聴率首位獲得やかつて「民放の雄」だったTBSテレビの長期低迷も相まって、テレビ朝日は単体売上高でも開局以来初めてTBSテレビを抜き民放キー局3位に浮上した。

英字略称

英字略称はNETANBを経て2003年からEXである。EXは、呼出符号であるJOEX-DTV(アナログはJOEX-TV)に因む。

EXに変わったのが最近である事もあり、未だにANBと表記される事も少なからずある。例えば、芸能プロダクションの公式ホームページなどで公開されるタレントプロフィールに多く、これが書籍雑誌などでも校正されずにそのまま使われる事も多い。ただし、放送局関係(芸能関係ではなく)では以前からEXと言う略称も使われており、略称変更と言うよりは、EXに統一されたという方が正しい。

ロゴ

  • 当初のロゴ「日本教育テレビ」(~1960.12)は今日では当時の朝日新聞縮刷版等で見ることが出来る程度。
  • NETロゴ(1960.12~1977.3)は「NET」の文字が活字のゴシック体でかつ斜体になった物。NETテレビ当時に本放映された番組の再放送のエンディングロール等で見ることが出来る。なお、「10」のロゴは大阪・よみうりテレビ琉球放送(RBCテレビ)の現行の物と似ていた。
  • テレビ朝日旧ロゴ(1977.4~2003.9)は、赤く書かれることが多かった。10をかたどったマークもあったが、全国ネットではほとんど登場しなかった。1996年以降は、ほとんどの番組で、ネットワークシンボル表示されることが多かった。 例、製作著作(ネットワークシンボル)テレビ朝日
  • 現在のテレビ朝日のロゴは棒でできたような形をしているが〔/tv asahi〕〔tv asahi\〕、これはテクノユニットアンダーワールドが参加していることで有名なイギリスのデザイナーユニットTOMATOとテレビ朝日のインハウスデザイナー製作によるもので、音に反応してCGによりランダムに切り替わり同じ動きを二度としないようになっている。CM明けなどに3秒間画面の右上に(地上デジタル放送では『digital 5』の文字も含む。なお、当初は番組名も表示されるようになっていたが、それは後に無くなっている)表示されるほか、放送開始・終了時にも見ることができる(CS放送のテレ朝チャンネルも同様)。 これは、2003年秋の本社屋移動と同時に開始。 又、2004年9月からは生放送番組のエンドクレジットの際にもランダムな動きをするようになった(参考リンク)。オープニング、クロージングではアンダーワールドの曲が使われている。ちなみにロゴタイプやその他VIで使用されている欧文フォントはAkzidenz Grotesk Bold、和文フォントはヒラギノ角ゴシック(W8)である。受信報告書を出した際に返信がくるベリカードや、封筒、便箋等のステイショナリー類も、このデザインを使った数種類の色のタイプを製作・使用している。現在もプロジェクトチームによりデザインマネージメントが継続して行われており、2007年1月になって、公式サイトや関東ローカル向けの広告等ではチャンネル番号の変更をPRするためか、『tv asahi/ digital5』の表記が多用されるようになった。

備考として

  • 2005年公開のハリウッド映画『宇宙戦争』で大阪での大停電を現地から伝えるテレビ中継車の壁に『tv asahi テレビ朝日』の文字が見える。

送信所

  • アナログ放送 - JOEX-TV、東京10ch
  • デジタル放送 - JOEX-DTV、東京24ch(リモコンキーID:5)
同局ではリモコンのチャンネル番号が変更されることに伴い、PRするためのスポットCMを放送している。(最後に「10チャン、5チャン、2011年7月24日までは、どちらもテレビ朝日。」と呼びかける。)

主な中継局

《アナログ放送の中継局》

  • 東京都
    • 大井町:76ch(SHF帯を使用。品川区大井町では、東京(タワー)10chを視聴している家庭がほとんど)
    • 八王子:45ch(八王子市周辺でも、東京10chを視聴している家庭が多い)
    • 多摩:57ch(東京10ch視聴者が多い)
    • 新島:60ch(垂直偏波)
    • 八丈島:10ch
    • 小笠原父島:59ch
  • 茨城県
    • 水戸:36ch(垂直偏波)
    • 鹿嶋:29ch
    • 日立:60ch
    • 高萩:59ch
  • 栃木県
    • 宇都宮:41ch
    • 日光:60ch
    • 矢板:59ch
  • 群馬県
    • 前橋:60ch
    • 富岡:59ch(垂直偏波)
    • 桐生:59ch
    • 沼田:59ch
  • 埼玉県
    • 本庄:59ch(垂直偏波)
    • 秩父:38ch
  • 千葉県
    • 成田:59ch
    • 銚子:59ch
    • 香取佐原:60ch
    • 勝浦:59ch
    • 館山:60ch(垂直偏波)
  • 神奈川県
    • 山下町:77ch(中区山下町でも、東京10chを視聴している家庭が多い)
    • 横浜みなとみらい:60ch(横浜市みなとみらい21周辺でも、東京10chを視聴している家庭が多い)
    • 横須賀久里浜:35ch(北方向は水平偏波・西方向は垂直偏波)
    • 平塚:41ch(垂直偏波)
    • 小田原:60ch
  • 沖縄県
    • 南大東島:60ch
    • 北大東島:48ch

・・・他

《デジタル放送の中継局》

  • 茨城県
    • 水戸:17ch
  • 栃木県
    • 宇都宮:17ch
  • 群馬県
    • 前橋:43ch
  • 神奈川県
    • 平塚:24ch(垂直偏波)

沿革

  • 1957年(昭和32年)11月1日、株式会社日本教育テレビ設立。
  • 1959年(昭和34年)2月1日、教育放送局として正式に放送を開始。
  • 1959年(昭和34年)3月1日、この日テレビ放送を開始した毎日放送(MBS)九州朝日放送(KBC)とネットワークを結ぶ。
  • 1960年(昭和35年)1月17日、出力を現在の映像50kW、音声12.5kWに増力。
  • 1960年(昭和35年)12月10日、社名呼称をNETテレビ(えぬいーてぃーてれび)に統一。
  • 1964年(昭和39年)4月1日、「木島則夫モーニングショー」スタート。
  • 1964年(昭和39年)10月1日、福岡地区のKBCテレビがフジテレビとの複合ネットから、単独ネット化に踏み切る。
  • 1967年(昭和42年)4月3日、カラー放送がスタート(東京地区では4番目)。第一号はアニメ魔法使いサリー』。
  • 1970年(昭和45年)1月1日、ニュース番組のタイトルを「ANNニュース」に変更。
  • 1971年(昭和46年)11月20日、報道を朝日テレビニュース(のちのテレビ朝日映像)に委託(1978年11月に終了)。
  • 1973年(昭和48年)4月1日、名古屋地域に於ける名古屋テレビ(NBN)中京テレビ放送(CTV 開局当初は中京UHFテレビ放送)の2局による日本テレビとの変則複合ネットが解消され、名古屋テレビがNETの単独ネット化に踏み切る。
  • 1973年(昭和48年)10月1日、報道スタジオ完成。スポットニュースを除き、全てのニュースがアナウンサー顔出しとなる。
  • 1973年(昭和48年)11月1日、総合放送局に移行。
  • 1974年(昭和49年)1月7日、石油危機により深夜放送自粛(10月に全面解除)。
  • 1974年(昭和49年)3月23日、創立以来続いてきた学校放送が全面終了(『親の目・子の目』のみ残ったが2004年3月で終了し、現在は後番組「いきいき!夢キラリ」)。
  • 1975年(昭和49年)11月19日、準キー局を毎日放送(MBS)から朝日放送(ABC)に変更することで基本合意。MBSはこれまでABCとネットを組んでいた東京放送(TBS)とネットを結ぶことになり、翌1975年(昭和50年)3月31日からNET-ABCの新ネットワークがスタート(ネットチェンジ)。いわゆる腸捻転状態が解消された。
  • 1977年(昭和52年)4月1日、商号を全国朝日放送株式会社に変更。愛称を「テレビ朝日」とする。
  • 1978年(昭和53年)12月17日、音声多重放送を開始。第一号は20:54の『ANNニュース』。ステレオ第一号は12月24日の「題名のない音楽会」。
  • 1985年(昭和60年)9月28日、アークヒルズ社屋完成(六本木と赤坂の境目)。テレビマスターと報道機能を移転。
  • 1985年(昭和60年)10月7日、久米宏をメインキャスターに起用した夜の大型ニュースショー『ニュースステーション』がスタートされた。
  • 1986年(昭和61年)5月、アークヒルズに本社を移転。旧本社社屋は『六本木センター』とし、制作部門が残る。
  • 1993年(平成5年)7月、選挙報道において報道局長による中立違反疑惑が発生(椿事件)。
  • 1996年(平成8年)10月、岩手朝日テレビ(盛岡市)が開局し、ANNネットワーク(フルネット24局)が完成。
  • 2000年(平成12年)10月3日、東京証券取引所市場第1部に株式を上場。
  • 2000年(平成12年)12月1日午前11時、系列のBSデジタル放送『BS朝日』(デジタルBS5Ch。本社・渋谷区神宮前)が開局。
  • 2003年(平成15年)10月1日、商号を株式会社テレビ朝日、略称をコールサインからとった“EX”(但し、EXの略称はこれ以前から業界で使われていた)に変更。同時に六本木ヒルズ内の新社屋が完成したことにより本社機能をアークヒルズから移転し、エーサットサンインを吸収合併。
  • 2003年(平成15年)12月1日午前11時、地上デジタルテレビジョン開局。開始当初から、デジタル放送ではBS朝日向けの放送を含め、六本木本社スタジオからの生放送のほとんど全てをハイビジョンで放送(ハイビジョン制作そのものは移転と同時に始まっている)。
  • 2004年(平成16年)2月9日、アナログ・デジタル統合マスターの運用開始。時刻テロップも変更(それまではアナログ放送は新社屋移転後も引き続きアークヒルズ社屋のマスターから送出していた)。
  • 2004年(平成16年)4月5日、18年半余り続いた『ニュースステーション』に代わって古舘伊知郎がメインキャスター起用の『報道STATION』がスタート。
  • 2005年(平成17年)5月21日、プロ野球読売ジャイアンツ主催試合を初めて中継(東京ドーム・対北海道日本ハムファイターズ戦)。
  • 2006年(平成18年)4月1日、地上デジタルテレビジョンワンセグの本放送を開始。
  • 2006年(平成18年) 6月18日、2006 FIFAワールドカップ日本VSクロアチア戦を地上波で独占放送(系列局と系列局のない県の放送局を含む。)。

テレビ朝日の不祥事・事件

過去の不祥事・事件

  • 1985年10月8日、『アフタヌーンショー』にて「激写!中学生女番長!セックスリンチ全告白!」というタイトルで番組ディレクターが知り合いの暴走族に女子中学生をリンチするように「やらせ」依頼し、暴行映像を撮影していたことが発覚して番組は打ち切りになる。この事件によって「やらせ」という業界用語が世間に表面化していった。
  • 1993年、テレビ朝日の当時の報道局長であった椿貞良が民放連の会合に招かれた際に『小沢一郎氏のけじめをことさらに追及する必要はない。今は自民党政権の存続を絶対に阻止して、なんでもよいから反自民の連立政権を成立させる手助けになるような報道をしようではないか』などと発言したことが問題になり放送法違反が疑われ証人喚問される事態とまでなった。いわゆる椿事件である。
  • 1995年7月8日、1995年6月24日放送の『ザ・スクープ』で松本サリン事件を特集した過程の中で、「長野県警に質問書を出したが回答がない」と放送したが、実際には長野県警に質問書を提出していなかったために長野県警に抗議され捏造が発覚。
  • 1996年10月10日、当時のテレビ朝日報道局報道センター課長と、同社報道局映像センターカメラマンが大麻取締法違反容疑で逮捕される。職務質問を受けた際、ズボンのポケットに大麻を隠し持っていたため現行犯逮捕。
  • 1997年1月7日、ペルー日本大使公邸占拠事件が発生(占拠されたのは1996年12月17日)した際、テレビ朝日のニュースネットワークの一員として取材に当たっていた広島ホームテレビの取材クルーが、MRTA側の声明を取材し全世界に発信する目的でペルー大使館に突入を試みる事件が発生。結果的にMRTA側から拒絶された為大事にはならなかったが、日本・ペルー両政府のみならず世界中のマスコミから非難を受けた。(ペルー日本大使公邸占拠事件#テレビ朝日の暴走を参照)
  • 1999年2月、『ニュースステーション』で「埼玉県所沢産の野菜から高濃度のダイオキシンを検出したと誤報し同市産の野菜の価格が下落したことなどで被害を被った農家側に訴訟を起こされる。(「ニュースステーション#所沢ダイオキシン訴訟」を参照)
  • 2000年8月10日、当時のテレビ朝日技術局制作技術センター職員が静岡県下田市白浜の民宿の風呂場脱衣所で着替えをしていた女性を窓の外からのぞき、ビデオ撮影してるところを脱衣中の女性に発見され逃走。その後、事態を聞きつけた民宿経営者に取り押さえられ軽犯罪法違反の疑いで現行犯逮捕。
  • 2001年4月21日、当時の深夜番組『トゥナイト2』の制作スタッフが車内に大麻を隠し持っていたとして大麻取締法違反の現行犯で万世橋署に逮捕。
  • 2001年10月26日、ワイドショー『スーパーモーニング』で、川村晃司元カイロ支局長が「ユダヤ人は米メディアをコントロールしているため、(炭疽菌)事件の標的になった」などと発言し、米国のユダヤ人団体に抗議される。
  • 2001年12月15日、バラエティ番組『極楽とんぼのバスコーンだろ!!』で、千葉県の条例で車両乗り入れを禁止している九十九里浜に乗用車を走らせ撮影したことが発覚し、千葉県に陳謝する。
  • 2002年6月29日、当時、BS朝日に出向中のテレビ朝日社員が住居侵入の疑いで逮捕される。さらに女性マンションに窓ガラスを割って侵入し窃盗容疑でも再逮捕されたが、その後、当時、『スーパーJチャンネル』などで報道していた渋谷、目黒区内で発生していた「連続レイプ事件」の犯人だった事が判明。被害者の中に芸能プロダクションに所属するタレントがいたことで、その住所を知ることができる立場の芸能関係者だと密かに捜査一課が内偵していた。住居侵入の時点でテレビ朝日はこの社員を解雇したが、強姦事件の件を知らされたため早々に責任を逃れるために解雇したと言われている。
  • 2002年11月4日放送のテレビ朝日『スーパーモーニング」にて「古都騒然! 京都を騒がすギンギン族の実態』というコーナーで番組リポーターらが改造車の持ち主に暴走行為をするよう「やらせ」依頼し実際に暴走行為を行わせたとして道交法違反(暴走行為幇助)の疑いで書類送検される。
  • 2001年から2002年にかけて不思議どっとテレビ。これマジ!?などで「アポロ計画の月着陸捏造疑惑」を繰り返し放送。(詳しくはアポロ計画陰謀論参照)外国のジョーク番組をドキュメンタリーであるかのように意図的に編集して放送した。さらにBPOへの苦情に対しては「最後は、デヴィ夫人がMCや他のゲストたちに「月の土地」をプレゼントすることで、いつか自分の目で確かめに行ってくださいという締めくくりになっています。また、スタジオでの出演者の意見も肯定・否定の双方を取り上げると同じに、番組的な結論までは出していません」[1]と解答。これに対しても苦情が殺到した。
  • 2003年8月12日、ドラマ『西部警察 2003』の撮影の際、俳優の池田努が運転する撮影用の自動車が撮影を見物していた人集りに突っ込み、5人が骨を折るなどの重軽傷を負う大事故が発生し、番組は制作中止となる。
  • 2003年9月24日、2003年の自民党総裁選の際に村岡兼造元官房長官が当時の野中広務元幹事長から「毒まんじゅう、食ったんか?」と言われたことを基に、テレビ朝日の報道記者が村岡兼造氏の自宅前に無断で勝手にまんじゅうを置き顰蹙を買う。
  • 2003年12月24日、当時のテレビ朝日スポーツ局部長待遇が泥酔運転で当て逃げしたところ、110番で駆けつけた秋田署に道交法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕される。

近年の不祥事・事件

  • 2004年1月14日、元早大ラグビー部主将で当時のテレビ朝日の営業局社員が2003年10月、東京都渋谷区内の違法カジノ店を賭博開張図利容疑で摘発した際、賭博の現行犯で警視庁に逮捕されていたことが発覚する。
  • 2004年2年19日、テレビ朝日は『たけしのTVタックル』(2003年9月放送)で誤った方向へ導くための作為的な番組編集と、『ニュースステーション』(2003年11月放送)で民主党 (日本)を担ぎ上げる偏向報道を実施した事に対して自民党から抗議され「誤った編集や配慮に欠けた構成があった」として当時の編成制作局長ら関係者計7人の処分を発表。
  • 2004年2月21日、深夜バラエティー番組『SmaSTATION-3』で、インスタントラーメンを食べると脳こうそくにつながると根拠のない誤解を与える放送をし、業界団体から抗議をうけ謝罪。
  • 2004年2月24日、テレビ朝日が日本と国交のない北朝鮮の「朝鮮中央テレビの映像の使用に対して、著作権料を払っていたことを日刊ゲンダイに報道される。政府によると国交のない国の映像には著作権法の保護は及ばないとされている。
  • 2004年2月25日、テレビ朝日、深夜アニメ『エリア88』で裸体の女性が倒れている映像を瞬間的に挿入するサブリミナル的な表現をしていたことを指摘され該当部分を削除。ちなみに日本民間放送連盟の放送基準では、肉眼で知覚できない映像を挿入するサブリミナル的表現を禁止している。
  • 2004年5月20日、情報番組『報道ステーション』の韓国人ディレクターが同番組の日本人ディレクターを暴行していた事が週刊新潮の報道で判明する。
  • 2004年6月4日、2003年9月放送の『たけしのTVタックル』で、自民党の藤井孝男衆議院議員に関しての放送の際、民主党議員が北朝鮮の拉致被害者の問題を質疑している最中に、あたかも藤井議員が拉致問題の質疑に対して野次を飛ばしているかように編集し放送した問題で「放送と人権等権利に関する委員会」(BRC)はテレビ朝日に権利侵害を勧告。(実際は野次を飛ばしていたのは別の質疑に対してであった)。株式会社テレビ朝日の「ビートたけしのTVタックル」等における報道に関する問題への対応 また2004年11月4日放送の『ニュースステーション』で総選挙公示期間中にも関わらず一方的に、民主党が発表した閣僚名簿に関する報道を行い、これら二件について総務省から厳重注意される。
  • 2004年8月2日、栃木県のセミナー団体『ホームオブハート』の関係施設に居た子供が児童相談所に一時保護された問題で児童虐待の疑惑を告発していた弁護士らを取材したテレビ朝日の取材メモなどが団体側に渡る。その後、団体関係者が弁護士らを相手に名誉棄損訴訟で、テレ朝取材メモなどを東京地裁に証拠提出したため、資料が団体側に流れている事を知った弁護士側はテレビ朝日に抗議。
  • 2004年12月3日、週刊文春(文藝春秋)の報道により、バラエティ番組『銭形金太郎』でやらせが発覚。貧乏な生活を紹介する番組だったが実際にはスタッフの指示で貧乏な生活を装っていた事が週刊誌に暴露される。
  • 2005年2月2日、『メディアリンクス』の架空取引に絡む横領事件で元テレビ朝日社員が大阪地検特捜部に業務上横領容疑で逮捕されるが、2006年4月11日、無罪判決が言い渡される。
  • 2005年12月7日、2005年12月5日放送の情報番組『TVのチカラ』で霊視能力者が「1990年に札幌市内で発生した殺人事件の容疑者が近くにいる」とし、神戸市東灘区の小学校の映像を学校側に許可なく無断で放送し、同校の保護者や児童が不安を訴え集団下校や地域住人による見回り強化といった事態になり問題化する。同校はテレビ朝日に抗議。
  • 2005年12月21日、『サンデープロジェクト』の契約ディレクターが無免許運転でバイクと衝突し警視庁荏原署に業務上過失傷害および道路交通法違反(無免許)の現行犯逮捕される。
  • 2006年(平成18年)9月28日、東京国税局の税務調査を受け、2005年3月期までの3年間で約1億5000万円の申告漏れを指摘されていた事が発覚。そのうち約1億3000万円は、情報番組等の下請け制作会社等への架空の外注費と判明し、国税局は悪質な所得隠しと認定。所得隠しに関わった編成制作局チーフプロデューサーを懲戒解雇処分とした。
  • 2006年10月23日、テレビ朝日編成制作局放送統括部の男性社員が、東京都港区六本木の駐車場に駐車している乗用車のワイパーをもぎ取りフロントガラスを叩き割り、軽自動車のサイドミラーをもぎ取った器物損壊の疑いで、現行犯逮捕される。
  • 2007年4月13日、テレビ朝日の情報番組『ワイド!スクランブル』で放送した内容が、毎日放送(MBS)の夕方の報道番組『VOICE』で取り上げた計3回分の報道内容(都市再生機構の問題を取り上げた2本、有料高架道路の通行料金を踏み倒すバイクの実態を取り上げた1本)と酷似していた事が毎日放送の指摘で発覚。これを受けてテレビ朝日側が調査した結果、テレビ朝日の番組ディレクターが「毎日放送のホームページを参考にした」とパクリ行為を認めたため、毎日放送に対して文書で謝罪した。因みに毎日放送は、嘗ての準キー局でもある。
  • 2007年4月17日の長崎市長銃撃事件に関して、犯行直前に犯人から反抗を示唆するともとれる文章を直前に受け取っていたことを報道ステーションで、「犯行声明」として放送した。その後、警察からの文書提出要請に非協力的態度を見せたものの、最終的には裁判所からの差し押さえ令状に対して提出に応じた。君和田正夫社長は24日の定例会見で、「今回の事件は言論に対する銃器を使ったテロということを総合的に検討して判断した」「令状があれば必ず提出するとは限らない」と話している。(法的に認められているのは抗告であるが、博多駅テレビフィルム提出命令事件も参照のこと。)

「たくさんの人でにぎわいました」と花見のニュースで津波に町が襲われる映像流す

テレビ朝日の花見映像

2012年4月7日、テレビ朝日が放送するニュース番組「ANNスーパーJチャンネル」で、花見の映像を流すべきところで津波の映像が流れてしまい、「放送事故だ」とネット掲示板が一時騒然となった。

番組では、「満開の週末 上野公園に過去最高の21万5千人」とテロップを打っており、上野公園で満開となった桜を楽しむ人々を紹介する映像が流れるはずだったのだろうが、実際に流れたのは津波によって車が流されている“地獄絵図”で、ネット掲示板には「不謹慎すぎる」「絶対に許さない」といった声が寄せられている。

多くの人命を奪った津波の衝撃はいまだ視聴者の記憶に新しいためか、「シャレになってない」「東海テレビの『危険なお米 セシウムさん』より悪質だな」など、番組への批判が圧倒的に多かった。

他にも、放送事故に悪意がなく単なる編集ミスだったとしても「被災者の気持ちになってみろ」「この間違い方はないだろ」「たくさんの人でにぎわいましたとナレーションしながらよりによって津波の映像を流すとは…。何の嫌がらせだよ」など、いまだ震災から立ち直っていない被災地への配慮が足りないとする意見が多く寄せられる結果となった。

安倍総裁を否定するコメントを強要(2012年11月)

tusnjnhsn さんが 2012/11/27 に公開

経済学者の飯田泰之さんがテレビ朝日:モーニングバードという番組で自民党・安倍総裁が発表した経済政策について、否定的な発言(「国が破綻する」「ハイパーインフレになる)」をするように強要した事実を激白しています。

例えばリフレの話ですね。金融政策が重要ですという話。
ここでは自由にさせてくれますけど、相当きついです。
はっきりいって、テレビで言うの。

打ち合わせ時間が10倍とは言わないけど、打ち合わせ時間めっちゃ、

「なんとかお願いします。なんとかお願いします。」
「なんとか財政破綻とハイパーインフレとでお願いします」

「それは絶対できません」ていうふうに言わないといけないので…。

テレビ番組

特徴としてはゴールデンタイムバラエティ番組がかつてはそれほど多くなかったことである。1990年代後半~2000年代初期のテレビ朝日はゴールデンタイムのバラエティはそれほど多くなかったが、2004年10月の改編以降、大幅に増えていった(特に1997年頃のテレビ朝日ゴールデンバラエティは火曜19:00枠の炎チャレと木曜19:00枠の超次元タイムボンバーの2番組しかなかった)。

テーマソング

  • NETの歌
    作詞:サトウハチロー、作曲:團伊玖磨
  • テレビ朝日の歌
    作詞:阿久悠、作曲:小林亜星
    日本教育テレビ(NETテレビ)が、全国朝日放送(テレビ朝日)に社名変更された際に作られた歌。小林亜星はこの曲の依頼があった事を締切まですっかり忘れており、曲を貰いにきたテレビ朝日の担当者を待たせて即興で作曲したというエピソードがある。[1]放送開始時と放送終了時に使用された。(歌詞付きバージョンはオープニングのみ呼称変更当初使われ、その後は両者ともインストゥルメンタルアレンジ。1977年1988年)
  1. タモリ倶楽部2002年2月15日放送分(関東地区)より

スタジオ

六本木6丁目本社ビル(六本木ヒルズ

幕張メッセの設計でも知られるプリツカー賞建築家槇文彦の設計。スタジオは全部で12か所ある。HD/SD切替方式。BS朝日向けの放送を含めて生放送番組はすべてハイビジョン放送である。なお、第3・第4・第5スタジオおよびニュースルームは同一フロアに存在し、スーパーJチャンネル・報道STATION専用の第4スタジオとニュースルームのサブ(副調整室)は相互・統合運用を可能としている。なお、第5スタジオは、バーチャルシステム対応。

アーク放送センター(アークヒルズ

アークヒルズの区画内・東京都港区六本木一丁目1番1号にアーク放送センターが存在する。元々現社屋の敷地(六本木六丁目)に新社屋を建設する予定だったが、住居地域指定だったために中高層のオフィスビルを建設できなかった。しかしマスターの老朽化と報道・情報番組の制作強化を事由に、当時森ビルが推し進めていたアークヒルズに進出、同社の土地と等価交換でアーク放送センターを設けた。その後本社機能もアーク森ビルに移し、六本木ヒルズ完成まで同社の中枢となっていた。現在はテレビ朝日の一部の部署及び、子会社のテレビ朝日映像テイクシステムズ本社と、テイク社が管理する貸スタジオとして運用されており、実質的に本社別館として機能している。(現在の運用形態に関してはテイクスタジオを参照)

原宿:BS(コロンブス・BS朝日本社ビル)

公開サテライトスタジオ「ガレリア」と、テレビスタジオ3つがあり、BS朝日向け番組制作の他に、テレビ朝日向け番組の収録も行われている。建物は2000年8月に完成。当然ではあるが全スタジオHD対応、テレビ朝日とは光ファイバーによる専用回線で相互接続されており、原宿にあるBS朝日のスタジオからテレビ朝日向けのHD生放送も可能であり、逆にテレビ朝日(六本木本社)からBS朝日へのHD生放送や地上波同時放送も可能である。

なお、このビルには関連会社の「日本ケーブルテレビジョン(JCTV)」も入居しているが、これはもともと本社があった港区六本木のビルが「六本木再開発計画=現在の六本木ヒルズ建設計画」敷地にあたっていたため、同所から移転の必要があったことからである。

なおかつて、六本木新本社建設計画に伴い、旧六本木センターの代替スタジオ確保を目的として、新宿区四谷一丁目に四谷放送センター(「トゥナイト2」などで使用、2005年CSデジタル放送制作会社に譲渡)、江東区新砂一丁目(大手運輸会社敷地内)に東陽町放送センター(「ミュージックステーション」などで使用、2004年9月に閉鎖、解体)が存在した。

情報カメラ設置ポイント

現在

期間限定

過去

  • 東京都 - 築地(築地浜離宮ビル)朝日新聞東京本社ビルに隣接したオフィスビル

過去の放送開始・終了アナウンス

NETテレビ(日本教育テレビ)時代

  • 開局~1960.11 - バレリーナが踊る
  • 1960.12~1977.03 - 切り絵アニメーション?

テレビ朝日(全国朝日放送時代含む)

全国朝日放送時代のすべてのナレーションは「JOEX-TV・10チャンネル・テレビ朝日です。」のみだった。テロップは、JOEX-TV 10チャンネル TV Asahi。音声多重放送は、「JOEX-TAM・音声周波数・音声出力・テレビ朝日音声多重放送」のコール。ジョイナスバージョンのみ10の箇所は10のロゴ。2001年12月のバージョンから10が普通の書体の10に変わった。

歴代のキャッチコピー

  • 1977年~ - わが家の友だち10チャンネル:社名変更(日本教育テレビ→全国朝日放送)記念。『テレビ朝日の歌』も作られた。
  • 1985年 - でんぱが元気
  • 1987年 - テレビ朝日は、時代に敏感です。
  • 1991年前期 - あなたをギュッ、地球をギュッ。
  • 1991年後期 - 印象波

なお、印象波は、系列局の青森朝日放送で現在も使われている。

  • 1992年 - ITSUMO(いつも。):テーマ曲にジョン・レノンの「イマジン」を起用。
  • 1993年 - On. Tv Asahi:和服美人のアニメの春・夏・秋・冬バージョンがあった。
  • 1994年 - あります。〔 〕Tv Asahi:〔 〕内に文字が自由に入る方式。例:〔!〕〔ワクワク〕など。
  • 1996年 - が、いいね!○○さん、テレビ朝日ですよ!ごらくだ
  • 2003年~ - オトナって、なんだろう?(2006年現在、使用されていない)

テレビの時刻出し

(CM中とスポンサースーパー全面表示中は通常フォント)

  • 平日16:53~17:36、17:54~18:38頃(『スーパーJチャンネル・スバッと予報』のコーナーの直後のCMあけ)まで、その後は左上に天気ループ表示。
  • かつては、平日の時刻出し終了は「スーパーモーニング」終了1分後までだった。
  • 裏Sma!!』および『SmaSTATION』(土曜日 22:57~23:54)ではアナログ時計のカスタム表示(『裏Sma!!』ではネット局に、『SmaSTATION』内ではANN系列へ全国送出)(CM中はOFF)

生放送の時のみ表示される

  • かつて平日の夕方は「スーパーJチャンネル」放送の16:55~18:58(18:59まで表示したときもあった。)まで、断続的に時刻を表示していたこともあった他、1990年台の一時期月曜から金曜の昼ワイド番組(現在のワイド!スクランブル枠)内でも表示を行っていた事があった(当初はCM中の表示を消していたが、後にCM中の表示も行っていた)。

2013年からワイスクでも表示されている。CM以外で

主な事業

テレビ朝日製作映画

その他に映画ドラえもんシリーズの全作。(※但し、2005年は制作せず)。

他局との垣根を越えた中継・企画

アナウンサー

アナ記事注意
アナウンサー記事に関する注意 :文中の所属先などの内容は永続的に保証されるものではありません。正確な情報は放送局の公式Webサイトなどでご確認ください。免責事項もあわせてご覧ください。

男性

女性

元アナウンサー(異動者・退職者)

異動したアナウンサー

男性
女性

退職したアナウンサー

男性
女性

アナウンサー以外で在籍した著名人

男性

女性

※長島三奈は、現在も契約社員として在籍中。

系列放送局等

系列放送局各社に関しては「ANN」及び「民間放送教育協会」を参照のこと。

非連結の関連会社

出資該当関係・協力会社

2005年9月30日現在の株主

括弧内は、出資比率を示す。

  1. 株式会社朝日新聞社 (33.85%)
  2. 東映株式会社 (16.09%)
  3. 大日本印刷株式会社 (4.01%)
  4. 九州朝日放送株式会社 (3.20%)

グループ会社

連結子会社

ほか合計14社(2005年9月30日現在)

持分法適用関連会社

ほか合計7社(同)

支局

放送対象地域内
  • テレビ朝日前橋支局(前橋市
  • テレビ朝日宇都宮支局
  • テレビ朝日水戸支局
  • テレビ朝日城東支局
  • テレビ朝日多摩支局
  • テレビ朝日千葉支局
  • テレビ朝日横浜支局
  • テレビ朝日小田原支局
  • テレビ朝日さいたま支局(さいたま市浦和区
  • テレビ朝日成田支局第一ターミナル・第二ターミナル(成田市
放送対象地域外

関連項目

外部リンク


テンプレート:ANN テンプレート:民間放送教育協会