ポール・トルトゥリエ

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ポール・トルトゥリエ(Paul Tortelier, 1914年3月21日[1] - 1990年12月18日[2])は、フランスチェロ奏者、作曲家[3]

パリ出身。6歳の頃から毎日2時間のチェロの練習を母親から課せられ、ベアトリス・ブリュームにチェロのレッスンを受けた。[4]10歳でパリ音楽院に入り、ルイ・フュイヤールの許でチェロを学び、後にジェラール・エッキングの薫陶も受けて16歳でプルミエ・プリを取得。続いて、ノエル・ギャロンとジャン・ギャロンに対位法と作曲を学び、21歳の時に作曲でもプルミエ・プリを取得した。[5]音楽院在学中の17歳の時にコンセール・ラムルーに出演してエドゥアール・ラロのチェロ協奏曲を弾いてデビュー。1935年から1937年までモンテカルロ国立歌劇場管弦楽団[6]1937年から1940年までボストン交響楽団の首席チェロ奏者を務め、1946年から翌年までパリ音楽院管弦楽団の首席チェロ奏者を務めた。1950年にはパブロ・カザルスにより、プラド音楽祭管弦楽団の首席チェロ奏者に抜擢された。[3]1956年から1968年まで母校のパリ音楽院で教鞭を執り、[7]1969年から1975年までドイツのフォルクヴァング芸術大学、1978年から1980年までニース音楽院の各校で後進を指導した。1980年には北京音楽院から名誉教授の称号を贈られた。[8]

イヴリーヌ県[9]のヴィラソー城にてマスター・クラスを開催している最中に心臓発作を起こして急逝。[10]

脚注[編集]

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  3. 3.0 3.1 アーカイブコピー - インターネット・アーカイブ
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  5. ベッキ (1982) ベッキユリウス [ 世界の名チェリストたち ] 音楽之友社 1982 9784276216181 227
  6. 渡辺 (1983) 渡辺和彦 ポール・トルトゥリエ その気魄と直線性は、音楽の外観こそ違え カザルスの現代的変容と呼ぶにふさわしい [ クラシック 続・不滅の巨匠たち ] 音楽之友社 1983 9784276960121 170
  7. ベッキ 1982 228
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