倉敷美少女5年生行方不明事件

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2015年2月15日 (日) 20:33時点におけるFromm (トーク | 投稿記録)による版

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森山 咲良ちゃん

倉敷美少女5年生行方不明事件とは、2014年7月に岡山県倉敷市徳芳、中庄小学校5年森山咲良(さくら)ちゃん(11歳)が行方不明となった事件である。

事件概要

事件現場の地図

岡山県倉敷市で、小学5年生の女子児童が2014年7月14日の午後、小学校を出たあと行方が分からなくなり、警察は事件や事故に巻き込まれた可能性もあるとみて調べている。

岡山県警察本部によりますと、行方が分からなくなっているのは、倉敷市徳芳に住む小学5年生の森山咲良ちゃん(11歳)。咲良ちゃんは14日の午後4時ころ、小学校を1人で出るところを同級生が見ていたが、その後、自宅には戻っておらず、行方が分からなくなっている。

咲良ちゃんは、学校から帰るときに母親に電話で「これから帰る、迎えに来て」と連絡してきた。ふだんは母親が学校まで迎えに行っていたが、14日は迎えに行けなかったので、咲良ちゃんは1人で歩いて帰った。

そして、14日午後6時半ごろ、親から警察に届け出があった。小学校から自宅までは2キロ余り。咲良ちゃんは身長が1メートル50センチくらい、白い半袖のポロシャツに紺色のスカート、白色の靴下とスニーカーを履き、ピンク色のランドセルを背負っていた。

警察は、事件や事故に巻き込まれた可能性もあるとみて調べるとともに、写真を公開して情報提供を呼びかけている。連絡先は岡山県の倉敷警察署、電話番号は086-426-0110。

自宅近くに止まった車に乗る男性と話していた

母親が咲良ちゃんの携帯の位置を全地球測位システム(GPS)で確認したところ、15日午前0時半すぎまでは自宅から学校と反対側約2キロの地域を示し、その後は電源が入っていない状態という。

自宅から約2キロ北の倉敷市下庄、上東地内で反応したため、母親は下庄地区などを捜したが見つからず、午後6時半ごろ110番した。

咲良ちゃんの携帯電話はその後もほぼ同じ位置を示したが、15日午前0時半ごろ電波がつながらなくなった。「電池がなくなったか電源が切られたのかは不明」(県警捜査1課)という。

倉敷署は15日、約100人態勢で学校や自宅、通学路、携帯電話が示した場所周辺を捜索した。16日も同じ範囲を集中的に捜す。

咲良ちゃんの同級生の父親によると、咲良ちゃんが14日午後4~5時くらいに、自宅近くに止まった車に乗る男性と話しているのを、この同級生が目撃しているという。咲良ちゃんは、母親と妹2人の4人暮らしで、近くで祖父母が暮らしている。

中庄小の藤原敏幸校長(59)は16日、同校で記者会見し、「咲良さんは穏やかで素直。飼育係をしていてウサギの世話などの仕事を熱心にしていた」と話した。

自宅近くに不審車2回…母が警察に相談

岡山県倉敷市で行方不明になった市立中庄小5年、森山咲良ちゃんの母親(39)が2014年5月と6月の2回、自宅近くの通学路で車に乗った不審な男と遭遇し、警察に相談していたことが7月16日、県警への取材で分かった。

車は7月14日、咲良ちゃんが最後に目撃された場所に止まっていたのと似た銀色の小型車で、時間帯も同じ下校時刻ごろだった。県警は一連の経緯から、咲良さんが事件に巻き込まれた可能性が高いと判断し、不審車両の絞り込みに全力を挙げる。

母親が不審車を目撃したのは2014年5月上旬と6月上旬。5月には、下校する咲良ちゃんを迎えに出て落ち合った母親が、路上駐車する銀色のコンパクトカーを目撃。車には男が1人で乗っており、不審な様子だったため、不安を感じて警察に相談した。

母親はその後、用心のためGPS(全地球測位システム)機能付きの携帯電話を咲良ちゃんに持たせた。同じ車は6月にも目撃された。

咲良ちゃんが下校したのは2014年7月14日午後4時ごろ。住民らの証言によると、同級生の女子児童が同日午後4時半ごろ、自宅西側約150メートルの路上で、咲良さんが若い男と立ち話をしているのを目撃した。

近くに住む男性によると、男は銀色の小さい車に乗っていたという。男は黒い服で眼鏡をかけていたとの目撃情報もある。別の同級生の児童も同時刻ごろ、咲良さんが立ち話をしていたのを見た。父親によると、児童は「車の横で知らない男と立ち話をしていた。車は銀色で小型だった」と話しているという。

一方、咲良ちゃんの携帯電話は翌15日の午前0時40~45分ごろ、通信できなくなった。同じタイプの携帯電話を扱う販売店によると、こうした携帯電話は400時間以上の待ち受け時間があるうえ、電池の残量が減ると自動的に保護者にメールを送信する機能を備えている。

また、電源ボタンでスイッチを切っても、GPSによる位置確認は可能。更に電池のふたは専用工具がないと取り外せない構造になっている。いずれの機能も、連れ去りなどに対応する備えだ。

地元の携帯電話販売店員は「何の連絡もなく通信できなくなったとすると、電池切れなどではなく、電波の全く入らない場所に入って基地局との通信が途切れたか、電話を壊されるなどした可能性が高い」と話す。

県警は電波が途切れた地点を重点に、17日も捜査員約100人を投入して聞き込み捜査を続ける。

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