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2010年8月19日 (木) 23:13時点における最新版

擬音(ぎおん)は漫画用語としては、読者の理解を深めたり、印象を強くしたりする意図で絵とともに用いられる書き文字の全般。

具体的には、例えば爆発シーンで「ドカーン」「バーン」などの文字が爆炎の上にかぶさるように描かれたり、人が殴られるシーンで「ボガッ」という文字が添えられるように、絵とその状況であれば発生するであろう効果音(必ずしも忠実に再現したものではない)がともに表現される。擬音の字形は単なる手書き・活字形は少数で、効果を強めるために様々な装飾や工夫がなされることが多い。しかし、漫画を絵として鑑賞するためには擬音は邪魔であるとして、できるだけ排除しようという意見も見られる。

日本におけるそれは、多く擬声語や擬態語(修辞技法を参照)に由来しているが、静寂をあらわす「シーン」(手塚治虫発案とされるもので、聴覚の錯覚を表現したもの)や、驚愕の表現の「ジャーン」「ドーン」などの様に、漫画から始まって擬声語・擬態語として一般化した擬音も少なくない。

藤子不二雄Aは、「バキャ」「ズキャーン」などといった「キャ」のつく擬音を多様する傾向がある(特に「プロゴルファー猿」で多用されている)。

絵を表現媒体とする漫画で多様される表現だが、小説など文字のみの文章でも用いられる。 「犬がワンワン鳴く」や、「雨がシトシト降る」なども擬音の一種であり、日本語は他の言語に較べて、擬音は豊富と言われている。この件については、日本語が他言語と比して、動作の表現が貧弱(たとえば漢字表記では「徒歩」、「闊歩」等の表現があるが、これらに該当する日本語の動詞は「歩く」以外に一般的なものはない)でありそれを補うために擬音が発達したとする説がある。

他言語は日本語ほど擬音の表現が多くないので、日本語から他言語への翻訳の際に擬音の翻訳が最も困難と考える翻訳家も多い。 静寂の「シーン」に至っては他言語への正確な翻訳は不可能とする意見もある。

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