「都営地下鉄新宿線」の版間の差分

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現行ダイヤでは、平日が日中のみ、土休日が朝の高尾山口行2本をのぞき日中から夕方の運転である。平日は[[京王相模原線]][[多摩センター駅|京王多摩センター]]発着が西行2本、東行4本あるほかはすべて本八幡 - 橋本での運転となっており、京王新線内をのぞく全線にわたって通過駅の設定がある。土休日は橋本まで直通することは平日と変わりないが、大島発着が西行4本、東行5本運転される。かつては[[多摩動物公園駅|多摩動物公園]]行も設定されていた。2006年9月のダイヤ改正以降は土休日朝の高尾山口行き2本をのぞくほぼすべての急行が京王車10両で運行されていたが、2010年3月のダイヤ修正で都営車10両による運用が設定され<ref>ただし、同年6月に都営10-300形の10両化が実施されるまでは京王車で代走された</ref>、新たに大島 - 本八幡間のみ運転される列車も設定された<ref>『東京時刻表』2010年4月号より</ref>。なお2013年2月22日の改定で日中の急行は、京王線内は「区間急行」(新線新宿から笹塚までの京王新線内各駅と明大前・桜上水・千歳烏山・つつじヶ丘・調布から橋本までの京王相模原線内各駅)に置き換わった<ref>『京王ニュース』2013年2月号より</ref>。
 
現行ダイヤでは、平日が日中のみ、土休日が朝の高尾山口行2本をのぞき日中から夕方の運転である。平日は[[京王相模原線]][[多摩センター駅|京王多摩センター]]発着が西行2本、東行4本あるほかはすべて本八幡 - 橋本での運転となっており、京王新線内をのぞく全線にわたって通過駅の設定がある。土休日は橋本まで直通することは平日と変わりないが、大島発着が西行4本、東行5本運転される。かつては[[多摩動物公園駅|多摩動物公園]]行も設定されていた。2006年9月のダイヤ改正以降は土休日朝の高尾山口行き2本をのぞくほぼすべての急行が京王車10両で運行されていたが、2010年3月のダイヤ修正で都営車10両による運用が設定され<ref>ただし、同年6月に都営10-300形の10両化が実施されるまでは京王車で代走された</ref>、新たに大島 - 本八幡間のみ運転される列車も設定された<ref>『東京時刻表』2010年4月号より</ref>。なお2013年2月22日の改定で日中の急行は、京王線内は「区間急行」(新線新宿から笹塚までの京王新線内各駅と明大前・桜上水・千歳烏山・つつじヶ丘・調布から橋本までの京王相模原線内各駅)に置き換わった<ref>『京王ニュース』2013年2月号より</ref>。
  
各駅停車の追い抜きは[[岩本町駅|岩本町]]と[[瑞江駅|瑞江]]の両駅で行われている<ref name="RP48-4"/>。ただし、土曜・休日朝7時台に運行されている高尾山口行急行は[[大島駅 (東京都)|大島駅]]で追い抜きを行っている(本八幡7時発の列車については同駅のみで、7時20分発の列車については岩本町駅でも行われている)。また土曜・休日に運行されている大島始発・終着の列車の場合、本来、瑞江で抜かれる列車(東行は新宿時点で急行の2本前の列車、西行は大島時点で急行の直後に発車する列車)が大島で急行と接続する(本八幡行は急行の客を引き継ぎ、笹塚行は急行に客を乗り換えさせる)。
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各駅停車の追い抜きは[[岩本町駅|岩本町]]と[[瑞江駅|瑞江]]の両駅で行われている。ただし、土曜・休日朝7時台に運行されている高尾山口行急行は[[大島駅 (東京都)|大島駅]]で追い抜きを行っている(本八幡7時発の列車については同駅のみで、7時20分発の列車については岩本町駅でも行われている)。また土曜・休日に運行されている大島始発・終着の列車の場合、本来、瑞江で抜かれる列車(東行は新宿時点で急行の2本前の列車、西行は大島時点で急行の直後に発車する列車)が大島で急行と接続する(本八幡行は急行の客を引き継ぎ、笹塚行は急行に客を乗り換えさせる)。
  
運転開始時はダイヤ編成上の都合により、岩本町駅では本線である1番線・4番線を各駅停車が待避し、中線を急行が制限速度35km/h以下で通過していた<ref name="RP48-4"/>。しかし、2000年の改正時に森下駅の停車時間を捻出するため、中線で各駅停車が待避し、急行は1・4番線を通過するように変更された。この結果、所要時間を増やさずに停車駅を1駅増やすことに成功した(ダイヤが乱れている時は現在でも中線を通過することがある)。
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運転開始時はダイヤ編成上の都合により、岩本町駅では本線である1番線・4番線を各駅停車が待避し、中線を急行が制限速度35km/h以下で通過していた。しかし、2000年の改正時に森下駅の停車時間を捻出するため、中線で各駅停車が待避し、急行は1・4番線を通過するように変更された。この結果、所要時間を増やさずに停車駅を1駅増やすことに成功した(ダイヤが乱れている時は現在でも中線を通過することがある)。
  
 
駅通過時は原則として55km/h以下で通過する。瑞江駅では、1面2線の[[プラットホーム|島式ホーム]]の外側の壁を隔てた通過線を75km/h以下で通過する([[東急田園都市線]][[桜新町駅]]と似た構造である。ただし、桜新町駅は2層構造になっている)。
 
駅通過時は原則として55km/h以下で通過する。瑞江駅では、1面2線の[[プラットホーム|島式ホーム]]の外側の壁を隔てた通過線を75km/h以下で通過する([[東急田園都市線]][[桜新町駅]]と似た構造である。ただし、桜新町駅は2層構造になっている)。

2014年7月14日 (月) 23:02時点における版

新宿線(しんじゅくせん)は、東京都新宿区新宿駅から千葉県市川市本八幡駅までを結ぶ東京都交通局の運営する鉄道路線都営地下鉄)である。『鉄道要覧』には10号線新宿線と記載されている[1]。通常は都営新宿線と呼ばれることが多い。新宿駅より、京王線との相互直通運転を行っている。

東京都交通局の鉄道路線(都電荒川線日暮里・舎人ライナーも含む)では唯一、都外まで路線が延びている。

路線名の由来は、起点である新宿から。車体及び路線図や乗り換え案内で使用されるラインカラーは「リーフ」(黄緑)、路線記号はSS

概要

1968年昭和43年)の都市交通審議会答申第10号において、東京10号線は、「芦花公園方面より新宿及び靖国通りの各方面を経由し、市ヶ谷、神保町、須田町及び浜町の各方面を経て住吉町方面へ至る路線」として初めて計画された(ただし、同年12月28日の建設省告示第3731号により区間が調布 - 深川住吉町間に延長されている)。その後、答申第15号では橋本 - 芦花公園間と住吉町 - 千葉ニュータウン間がそれぞれ追加され、調布 - 新宿間は京王線の複々線化を行うこととされた。このうち新宿 - 本八幡間が都営新宿線として順次開業している。また橋本 - 調布間は京王相模原線として、笹塚 - 新宿間は京王新線として開業している。なお、本八幡 - 千葉ニュータウン方面(印旛松虫、北総鉄道北総線印旛日本医大の当時の仮称)間は千葉県千葉県営鉄道北千葉線(仮称)として建設し、都営新宿線と直通運転を実施する計画であったが、結局実現しなかった(取得していた鉄道事業免許は2000年に廃止され、翌年、千葉県議会において「東京10号線延伸新線」の名称で第三セクターによって将来事業化する方向で調査検討をする旨が表明されていた[2]。しかし、その後設立された「東京10号線延伸新線促進検討委員会」が2013年(平成25年)9月3日で解散したため[3]、この計画は幻のものとなった)。

ATCシステムの関係で、東京の地下鉄では唯一VVVFインバータ制御車の走らない路線だったが、2005年平成17年)5月14日に新ATCシステム(デジタルATC)への更新が行われ、同月21日から新宿線初のインバータ制御車10-300形が運用を開始した。なお、先頭車を新造して中間車を在来車のままとする10-300R形については同年1月20日から運用が開始されている。また、京王9000系も翌2006年(平成18年)3月15日より乗り入れを開始した。

東京地下鉄東西線と同様に中央・総武緩行線のバイパス的役割も担っている。ラッシュ時の混雑率は東西線よりも低いが、都営新宿線も乗車人数は増加傾向にある。そのため、一部列車の編成を8両編成から10両編成に増結し、輸送力の増強を図っている。京王車は2007年(平成19年)に10両編成に統一され、2010年(平成22年)6月1日からは都営車による10両編成運転が開始された[4][5]

2011年12月には、都営大江戸線都電荒川線上野動物園モノレール日暮里・舎人ライナーに次ぐ、全線でのバリアフリー化を達成した。

経営状況

2010年度の新宿線単独での収支状況は約98億3,307万5千円の黒字[6]である。対前年度比で約8億2,010万円の減益ではあるが、都営地下鉄の路線の中では黒字額が最も大きい。乗車料収入は321億5,800万円であり、都営地下鉄では大江戸線(約368億6,749万円)に次いで多い。

路線データ

沿革

新宿線は日本で唯一の軌間1372mmの地下鉄である[9]。当初、浅草線と共通化できるよう1435mmの標準軌で建設するべく、乗り入れ先の京王帝都電鉄(現・京王電鉄)に京王線改軌を打診し、当時の運輸省も、1372mmを排除する方針で、京王側に改軌を打診した。しかし京王は改軌工事の規模が大きくなることや改軌中の輸送力に不安があるという理由で拒否したため、京王に合わせる形で軌間1372mmで建設された。京王が軌間に1372mmを採用した理由は、東京市電(現東京都電)への乗り入れ構想を持っていたからである。東京市電の前身は東京馬車鉄道であるが、1882年(明治15年)の開業に際してアメリカから輸入した客車の軌間がたまたま1372mmであった。この軌間1372mmが、東京馬車鉄道→東京市電→京王→本地下鉄、と受け継がれた[10]

年表

  • 1968年昭和43年)6月3日 都市計画10号線新宿 - 住吉町間の地方鉄道敷設免許を申請。同年10月30日に取得。
  • 1969年(昭和44年)7月23日 住吉町 - 東大島間の地方鉄道敷設免許を申請。同年12月22日に取得。
  • 1971年(昭和46年)5月1日 地下鉄10号線、最初の建設工事に着手。
  • 1972年(昭和47年)3月 都市交通審議会第15号において答申される。
  • 1973年(昭和48年)2月27日 東大島 - 本八幡間の地方鉄道敷設免許申請。同年10月4日に取得。
  • 1978年(昭和53年)
    • 7月1日 計画時は「10号線」という名で呼ばれていたが、開業前の都営1号線と都営6号線の都営浅草線都営三田線への改称と同時に都営新宿線へ改称した。
    • 12月21日 岩本町 - 東大島間 (6.8km) 開業。
  • 1980年(昭和55年)3月16日 新宿 - 岩本町間 (7.3km) 開業。京王帝都電鉄(現・京王電鉄)と、1978年10月31日に供用を開始していた京王新線を経由し相互直通運転開始。ただし京王の車両は岩本町止まり。
  • 1981年(昭和56年)9月1日 京王車両による一部列車の10両編成乗り入れを開始。
  • 1983年(昭和58年)12月23日 東大島 - 船堀間 (1.7km) 開業。
  • 1986年(昭和61年)
  • 1987年(昭和62年)12月20日 京王の車両の乗り入れ区間が岩本町から大島まで延長される。
  • 1989年平成元年)3月19日 篠崎 - 本八幡間 (2.8km) 開業(全線開通)。ただし、本八幡駅は仮設駅で開業。
  • 1991年(平成3年)9月1日 本八幡駅(本駅)開業。同時に京王の車両の乗り入れ区間を本八幡まで延長。
  • 1993年(平成5年)5月9日 乗り越し精算と乗り継ぎ乗車券の発券を同時にできる日本初の自動乗り継ぎ精算機を市ヶ谷駅連絡改札口に設置。
  • 1997年(平成9年)12月24日 全線で急行列車の運転開始(平日日中のみ)。高尾山口までの直通運転を開始(平日朝1本のみ。土曜・休日は2001年3月から)。
  • 2000年(平成12年)4月20日 正式名称を都営新宿線から新宿線に改称。
  • 2001年(平成13年)3月27日 京王線(笹塚以西)との直通列車を昼間時は急行に変更。同時に運転時間帯を土曜・休日にも拡大。
  • 2003年(平成15年)12月1日 ダイヤ改正。土曜・休日の急行運転時間帯を拡大。平日朝の高尾山口行通勤快速が消滅。
  • 2004年(平成16年)10月 列車無線を誘導無線(IR)方式から漏洩同軸ケーブル(LCX)を使用した空間波(SR)方式に変更。
  • 2005年(平成17年)
    • 1月20日 10-300R形暫定編成(10-000形のうち先頭車を差し替えた編成)運行開始。
    • 5月14日 新ATC(デジタルATC)システムに更新。
    • 5月21日 全車完全新造車の10-300形運転開始。
  • 2006年(平成18年)
    • 3月15日 京王9000系30番台による直通運転開始。
    • 9月1日 ダイヤ改正。京王線橋本京王多摩センター直通列車の大部分が10両編成で運行されるようになる。
  • 2007年(平成19年)9月3日 京王車の8両編成運用が消滅し、10両編成運用に統一される。
  • 2009年(平成21年)6月 京王電鉄6000系が撤退し、京王車の車種が9000系30番台に統一される。
  • 2010年(平成22年)6月1日 都営車の10両編成運用が開始される。
  • 2011年(平成23年)
  • 2019年度(平成31年度) 全駅にホームドアを設置完了。

運行形態

多くの列車が新宿駅(新線新宿駅)から先京王新線に直通し(日中は毎時12本中9本が京王新線に直通、残りの3本が新宿止まりで20分間隔)、そのうち約7割が笹塚駅止まりで、約3割がその先京王線相模原線橋本駅まで相互直通運転を実施している。新宿 - 本八幡の全区間にわたって急行運転を行っている(列車種別参照)。

日中は20分サイクルに橋本直通の急行(京王線内区間急行)が1本、笹塚折り返しの各停が2本(瑞江または岩本町で急行通過待ち)、新宿折り返しの各停が1本(急行の通過待ちはなく、新宿で急行に接続)が走るパターンダイヤとなっている。

また、土休日の直通電車のうち4本が調布から相模原線に入らずに高尾線高尾山口駅(2本が全区間急行、2本が京王線内のみ急行)まで直通している。なお、1997年(平成9年)12月から2003年(平成15年)12月までは高尾線方面に平日にも通勤快速が直通していたほか、2006年から2011年にかけては動物園線多摩動物公園駅への直通列車も運行されていた。

かつては京王八王子駅から岩本町駅までの運行(車両運用は京王八王子駅から京王7000系で運行し、桜上水駅で都営車と車両交換してそのまま岩本町駅まで運行していた。桜上水駅で車両交換するのは7000系に都営線の乗り入れ設備がないためと都営線内は運用上都営車で運用しなければならないため)もあったが、現在、岩本町行は深夜時間帯の都営線最終列車(笹塚駅始発)のみとなり、車両も全区間都営車の運用となった。

2006年9月1日のダイヤ改正から京王相模原線に直通する列車と同線から新宿線内に直通する列車は基本的に10両編成であるが、東京都交通局の車両はすべて8両編成だったため、10両編成の運行は京王電鉄の車両(新宿線走行に対応している9000系)に限られていた。なお、都営車も10両化に備えて8両編成の全編成において3番目と4番目の車両番号が欠番となっている。

また、笹塚駅の引き上げ線2本のうち1本が10両に対応できなかったため、笹塚止まりの各駅停車はすべて都営車8両編成の運用であった(そのため、ダイヤが乱れた場合には京王電鉄の10両編成が充当されることがあり、その際は10両対応の引き上げ線に入る)が、2010年12月5日に8両対応の引き上げ線を10両対応に改良する工事が行われ、2本とも10両対応となった[11]。これに伴い、現在では笹塚止まりの10両編成の各駅停車も設定されている。また、京王線の各駅停車の桜上水やつつじヶ丘八幡山(八幡山行は一時期なくなっていたが、2013年2月22日のダイヤ変更で夕方に1本復活している)行、急行調布行(調布から各駅停車高尾山口行)の列車や相模原線直通列車でも朝や深夜の列車(各駅停車や快速が中心)では8両編成で都営車が使用される。

2006年8月31日までは京王線直通列車は朝ラッシュ時以外は8両編成だったため、ラッシュが終わると相模原線の若葉台駅で2両を切り離し(または車両交換)をしていた(切り離しは6000系車両のみ)。

2010年3月19日のダイヤ変更から土曜・休日に都営の8両編成車が京王競馬場線回送され、競馬場線内で走行距離合わせの精算運転を行っていたが、2013年2月21日のダイヤ変更で京王の8両編成車による運行に変更されたため、2013年2月17日の運行をもって終了した。

2010年6月から既存の10-300形のうち4編成が順次10両編成化され、都営車としては初めての10両編成が登場した。2013年度(平成25年度)・2015年度(平成27年度)は10両編成の新造車両3編成ずつ計6編成が増備される予定である[12]

列車種別

京王線を含めた停車駅表

急行

1997年12月24日から運転を開始した。東京の地下鉄での優等列車の運転は東京地下鉄東西線の快速についで2例目で、かつ全線にわたり通過駅の設定があるのは初めてのことである(東西線は西船橋 - 東陽町間でのみ快速運転)。当時、新宿線の利用客数はJR総武線や東西線と比較して大きな差があったため、急行運転の実施により競争力を強化して旅客需要の喚起と利便性向上を図ったものである。当初は新宿線内のみを平日日中のみ運転していたが、2001年(平成13年)3月27日のダイヤ改正からは土休日日中の運転を開始した。また、2000年(平成12年)12月12日大江戸線全線開通に伴い、森下駅が停車駅に加えられた。停車駅のうち、都営地下鉄他路線に接続しているすべての駅には停車するが、2駅以上に連続停車はせず、新宿三丁目九段下などの主要駅を含め、東京メトロなど他線と接続する一部の駅も急行は通過する。

現行ダイヤでは、平日が日中のみ、土休日が朝の高尾山口行2本をのぞき日中から夕方の運転である。平日は京王相模原線京王多摩センター発着が西行2本、東行4本あるほかはすべて本八幡 - 橋本での運転となっており、京王新線内をのぞく全線にわたって通過駅の設定がある。土休日は橋本まで直通することは平日と変わりないが、大島発着が西行4本、東行5本運転される。かつては多摩動物公園行も設定されていた。2006年9月のダイヤ改正以降は土休日朝の高尾山口行き2本をのぞくほぼすべての急行が京王車10両で運行されていたが、2010年3月のダイヤ修正で都営車10両による運用が設定され[13]、新たに大島 - 本八幡間のみ運転される列車も設定された[14]。なお2013年2月22日の改定で日中の急行は、京王線内は「区間急行」(新線新宿から笹塚までの京王新線内各駅と明大前・桜上水・千歳烏山・つつじヶ丘・調布から橋本までの京王相模原線内各駅)に置き換わった[15]

各駅停車の追い抜きは岩本町瑞江の両駅で行われている。ただし、土曜・休日朝7時台に運行されている高尾山口行急行は大島駅で追い抜きを行っている(本八幡7時発の列車については同駅のみで、7時20分発の列車については岩本町駅でも行われている)。また土曜・休日に運行されている大島始発・終着の列車の場合、本来、瑞江で抜かれる列車(東行は新宿時点で急行の2本前の列車、西行は大島時点で急行の直後に発車する列車)が大島で急行と接続する(本八幡行は急行の客を引き継ぎ、笹塚行は急行に客を乗り換えさせる)。

運転開始時はダイヤ編成上の都合により、岩本町駅では本線である1番線・4番線を各駅停車が待避し、中線を急行が制限速度35km/h以下で通過していた。しかし、2000年の改正時に森下駅の停車時間を捻出するため、中線で各駅停車が待避し、急行は1・4番線を通過するように変更された。この結果、所要時間を増やさずに停車駅を1駅増やすことに成功した(ダイヤが乱れている時は現在でも中線を通過することがある)。

駅通過時は原則として55km/h以下で通過する。瑞江駅では、1面2線の島式ホームの外側の壁を隔てた通過線を75km/h以下で通過する(東急田園都市線桜新町駅と似た構造である。ただし、桜新町駅は2層構造になっている)。

東京電力輪番停電(計画停電)を実施した2011年3月以降は大幅に本数が減便され、一時期は土休日朝の高尾山口行き2本のみとなったが、2011年9月23日から全面的に運転が再開された。

都営車の場合、フルカラーLED型の行先表示装置では、赤地に白で「急行」と表示。三色LED車では黒地に赤で「急行」、方向幕車では白地に赤で「急行」と表示する。一方、京王車(京王9000系)はフルカラーLED型の行先表示装置を搭載しているが、都営用の種別表示はないため、京王線内の急行同様に緑地に白で「急行」と表示する。

区間急行・快速・京王線内急行

共に京王線に直通し、新宿線内は各駅に停車する。本八幡方面行の快速・通勤快速は2001年3月以降新宿から「普通」または「各停」と種別の表示をしているため、新宿線内では橋本方面行のみとなる。

区間急行は平日の朝と夕方まで、土曜・休日は9時台から18時台までほぼ終日運転、急行は平日の夕方ラッシュ時のみ、快速は平日夕方の上り数本・夜の下り橋本行き1本と土曜・休日朝夕のみの運転となっている。また、平日の夕方以降のうち4本は新宿 - 調布間を急行運転として急行 調布行となっており、調布 - 高尾山口駅間は各駅停車として運転する。

1988年(昭和63年)5月21日の京王相模原線の南大沢延伸時は、通勤快速のみ同駅までの運転とし、快速は京王多摩センターで折り返していたが、1990年(平成2年)3月30日の橋本延伸後は通勤快速・快速とも同駅まで運転している。2012年2月21日までは通勤快速も運転しており、こちらは平日朝のみ、快速は平日・土曜・休日とも朝夕のみの運転となっていた。また、平日の夕方以降は本八幡 - 調布間を快速運転として快速 調布行となっており、調布 - 橋本間は急行として運転されていた。

東日本大震災および原発事故による電力供給の逼迫から、2011年7月に日中の京王線内急行の列車が快速に置き換えられたが、2011年9月23日以降は再び急行に戻されている。

2013年2月22日のダイヤ改定より、京王線内の種別を都営新宿線内で種別として表示しなくなったため、各駅停車に統合された。そのため、同改正以降は京王線内で優等運転をする列車は、新宿で種別表示を変更する。また、フルカラーLED式の行先表示装置を持つ都営車は、同じ急行ならびに各駅停車でも、都営新宿線内用と京王線内用の種別表示が別々に用意されている。

各駅停車

各駅に停車する。新宿駅以外の駅の案内表示には「普通」とあるが、浅草線三田線(目黒方面のみ)と同様にアナウンスでは「各駅停車」となっている。なお、車両の側面・前面の行先表示器では「各停」と表示されている[16]

基本的には京王線笹塚 - 本八幡間の運転となる。ただし、早朝・夕方・深夜は桜上水・八幡山・つつじヶ丘まで直通し、早朝の橋本行きと朝・深夜の本八幡行には京王線橋本 - 本八幡間の全区間を各駅停車で運行する電車も存在する。以前は京王線の八幡山止まりも存在していたが、運転区間をつつじヶ丘まで延長されたため消滅したが、前述にある通り夕方1本のみであるが復活している。なお、京王線の上北沢 - つつじヶ丘間の各駅の最終列車は上り・下りともに都営車で運転されている(下りは新宿線から直通するつつじヶ丘行き終電で、上りはその電車の折り返しで桜上水まで運行されるため)。

平日の朝夕は、本八幡 - 新宿を各駅停車で、(新線)新宿 - 京王多摩センター・橋本間を急行・区間急行・快速として運転する列車もあり、そのうち急行は「化け急」などと呼ばれることがある。また、京王線内のみ急行・区間急行・快速であることから「京王急行」「京王快速」などと呼ばれることもある。この場合、新宿線から京王線に直通する車両は、新宿線内では「各停 橋本」と表示し、新宿で種別幕を「急行」「区間急行」「快速」のいずれかに変更する。逆に京王線から新宿線に直通する場合は、一例として京王線内急行の時は10-300形と京王車が「急行 新線新宿」、10-300R形と10-000形が「急行 新宿」の幕または表示を使用し、京王線内の駅の案内も新線新宿行として案内され、新宿で種別・行先幕・表示を「各停 本八幡」に変更する。また、2011年3月のダイヤ改正で新宿線内を各駅停車で、京王線内の新線新宿 - 高尾山口間を急行運転する列車が土曜・休日の朝に2本設定され[17]、2013年2月のダイヤ改正では夕方の下り4本のみ、高尾山口まで至る列車が登場した[18][19]

2003年12月までは基本的に橋本直通の列車が京王車(朝ラッシュ時および夜間の一部をのぞく)、笹塚(または新宿)折り返しの電車が都営車と分けられており、京王車の各駅停車は朝と深夜のみであったが、この時の改正でこの区別がなくなり、日中の本八幡 - 新宿・京王線笹塚間の線内運用の列車にも京王車が使用され、列車によっては岩本町での急行待ちが普通・急行ともに京王車である場面も見られた。なお、2006年9月の改正で京王直通車の大半が10両化されたために、再び橋本直通の列車が一部をのぞいて京王車、つつじヶ丘・笹塚・新宿折り返し電車が都営車と分けられるようになった。このときに京王車の大半は10両化され、2007年9月には地下鉄に直通する京王車の運用がすべて10両化された。なお、現在でも朝ラッシュ時および夜間の相模原線発着の快速・区間急行・各駅停車の一部に都営車の8両編成、土休日朝の高尾山口行きに都営車の運用があるほか、京王車による笹塚折り返し列車も設定されている。

都営車の場合、フルカラーLED型の行先表示装置では、黄緑地に白で「各停」と表示。三色LED型車では黒地に行先と同じオレンジで「各停」(実際には枠が付く)、方向幕車では白地に黒で「各停」と表示する。一方、京王車(京王9000系)はフルカラーLED型の行先表示装置を搭載しているが、都営用の種別表示はないため、京王線内の各駅停車同様に黒地に白で「各停」と表示する(こちらも実際には枠が付く)。

臨時列車

「迎光EXPRESS かがやき号」
運転日:2002年以降、毎年1月1日
運転区間:本八幡駅 - 高尾山口駅 新宿線内は各駅停車、京王線内は急行
使用車種:都営10-000形、10-300形、10-300R形
「高尾山冬そば号」
運転日:2006年1月21日・2007年2月17日・2008年2月9日・2009年から2012年までは2月の第1土曜日・2013年2月16日・2014年2月22日
運転区間:大島駅 - 高尾山口駅 新宿線内は各駅停車、京王線内は急行(2011年までは新宿線内も急行運転)
使用車種:京王9000系(2006年と2009年は京王6000系)
隅田川納涼花火号」
運転日:2006年7月29日
運転区間:京王八王子駅 - 大島駅 全区間急行列車
使用車種:京王6000系
「東京横断TamaZoo号」
運転日:2008年8月9日
運転区間:大島駅 - 多摩動物公園駅 全区間急行列車
使用車種:都営10-300形[20]

なお、過去には2004年10月9日に多摩動物公園駅から大島駅まで片道1本の「鉄道フェスティバルトレイン号」(神保町駅で三田線内の臨時列車に接続)が10-000形第1編成(現在は廃車)により運転される予定だったが、台風22号のため中止となった。

車両

自局車両

乗り入れ車両

かつて乗り入れていた車両

  • 京王電鉄

女性専用車

女性専用車
← 新宿・笹塚・橋本
本八幡 →
本八幡方面の列車(8両編成は実施なし)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
新宿・笹塚・橋本方面の列車(8両編成)
1 2 3 4 5 6 7 8
新宿・笹塚・橋本方面の列車(10両編成)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

両方向の列車に女性専用車を設定しているが、案内表示などが異なる。

  • 東行列車(本八幡方面):白い表示の車両。京王線笹塚以西から直通し、平日朝7:30 - 9:30に新宿駅を発車する列車(京王線内では急行・区間急行・快速)の進行方向先頭1両目。笹塚始発の列車には設定されない。該当列車9本はすべて京王車の所定運用で10両編成だが、運用変更などで都営車8両編成が代走する場合は設定されない。実施区間は京王線を含む全区間。
  • 西行列車(新宿方面):ピンク色の表示の車両。平日朝7:15 - 9:00に本八幡駅を発車する全列車の進行方向先頭1両目。8両編成・10両編成ともに設定される。実施区間は新宿線内全区間で、新宿駅からは設定解除となる。

駅一覧

  • 停車駅 … ●:停車、|:通過。各駅停車はすべての駅に停車するため省略。
駅番号 駅名 駅間キロ 累計キロ 急行 接続路線・備考 所在地
京王電鉄直通運転区間 京王新線京王線経由
相模原線橋本駅まで
高尾線高尾山口駅まで
S-01 新宿駅[* 1]
新線新宿駅
- 0.0 京王電鉄:京王新線 (KO01)(上記の路線・駅まで直通運転)・京王線 (KO01)
都営地下鉄E 大江戸線 (E-27)
東日本旅客鉄道埼京線湘南新宿ライン中央線(快速)中央・総武線(各駅停車)山手線
小田急電鉄小田原線(OH01)
西武新宿線西武新宿駅:SS01)および東京地下鉄丸ノ内線(M-08)とは連絡業務を行っていない。
東京都 新宿区
S-02 新宿三丁目駅 0.8 0.8 東京地下鉄M 丸ノ内線 (M-09) ・F 副都心線 (F-13)
S-03 曙橋駅 1.5 2.3  
S-04 市ヶ谷駅
法政大学前)
1.4 3.7 東京地下鉄:Y 有楽町線 (Y-14) ・N 南北線 (N-09)
東日本旅客鉄道:中央・総武線(各駅停車)
千代田区
S-05 九段下駅
二松學舎大学前)
1.3 5.0 東京地下鉄:T 東西線 (T-07) ・Z 半蔵門線 (Z-06)
S-06 神保町駅
専修大学前)
0.6 5.6 都営地下鉄:I 三田線 (I-10)
東京地下鉄:Z 半蔵門線 (Z-07)
S-07 小川町駅 0.9 6.5 東京地下鉄:M 丸ノ内線(淡路町駅:M-19)・C 千代田線新御茶ノ水駅:C-12)
S-08 岩本町駅 0.8 7.3 待避可能駅
東日本旅客鉄道:山手線・京浜東北線・総武線(各駅停車)
東京地下鉄:○ 日比谷線
首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス(01)(いずれも秋葉原駅[* 2]
S-09 馬喰横山駅 0.8 8.1 都営地下鉄:A 浅草線東日本橋駅:A-15)
東日本旅客鉄道:総武線(快速)馬喰町駅
中央区
S-10 浜町駅
明治座前)[* 3]
0.6 8.7  
S-11 森下駅 0.8 9.5 都営地下鉄:E 大江戸線 (E-13) 江東区
S-12 菊川駅 0.8 10.3   墨田区
S-13 住吉駅 0.9 11.2 東京地下鉄:Z 半蔵門線 (Z-12) 江東区
S-14 西大島駅 1.0 12.2  
S-15 大島駅 0.7 12.9 待避可能駅
S-16 東大島駅[* 4] 1.2 14.1  
S-17 船堀駅[* 4] 1.7 15.8   江戸川区
S-18 一之江駅[* 4] 1.7 17.5  
S-19 瑞江駅[* 4] 1.7 19.2 待避可能駅
S-20 篠崎駅[* 4][* 5] 1.5 20.7  
S-21 本八幡駅 2.8 23.5 東日本旅客鉄道:総武線(各駅停車)
京成電鉄本線京成八幡駅:KS16)
千葉県
市川市[* 6]
  1. 新宿駅は他社接続の共同使用駅で、京王電鉄の管轄駅である。
  2. 岩本町駅は秋葉原駅に至近(約150メートル)であり、A3出口への階段近くに同駅への徒歩での所要時間が掲出されている。これは、新宿線開業当初、当駅が都心側の終着駅であったため、他路線との接続をアピールする狙いがあったためである。「駅すぱあと」や「乗換案内」などのパソコン用経路探索ソフトウェアでも両駅は乗り換え可能な駅として定義されているが、かつては連絡駅ではなかったため、乗り継ぎ割引は適用されなかった。なお、2008年3月15日より岩本町駅とJR秋葉原駅が定期券では接続駅として扱われるようになったため、1枚の定期券で両路線の乗り継ぎが可能である。日比谷線については、2013年3月16日から乗り継ぎ割引が適用されている。参照:平成25年3月16日(土) 東京の地下鉄がさらに便利になりますPDF  - 東京地下鉄、2013年2月15日
  3. 浜町駅の副駅名「明治座前」はアナウンス・車内モニターのみ使用している。
  4. 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 一之江駅、瑞江駅、篠崎駅は、地下鉄単独の駅としては珍しく駅ビルや駅前広場、バスロータリーが整備されている。地上駅の東大島駅や船堀駅も駅前広場、バスロータリーの整備がされている。
  5. 篠崎駅は東京都内の最東端のである。
  6. 本八幡駅は東京都交通局の駅で唯一東京都域外(千葉県市川市)に所在する駅である。なお、東京都シルバーパスは本八幡を含め、全線で利用可能である。

なお、都営新宿線は東京地下鉄銀座線をのぞくすべての路線と乗り換えが可能である。銀座線とは岩本町 - 小川町間で交差しているが、その箇所に駅は無く、至近の神田駅とは地下連絡通路で結ばれておらず連絡運輸も行なっていない。

ホームドア設置計画

2014年5月16日、東京都交通局は新宿線全21駅に対し、ホームドアを設置する計画があることを発表した[21]。事業費約140億円、事業期間は2014年度(平成26年度)から2019年度(平成31年度)となっている。この工事が完了すると、都営地下鉄全106駅中86駅、ホームドア設置率81%となる(未設置路線は浅草線のみとなる)。

その他

  • 江戸川区内の各駅(船堀 - 篠崎間)および東端の本八幡駅には各駅ごとに駅シンボルが制定されており、駅の出入口にモザイク画・レリーフからくり時計などが飾られているほか、高架駅である船堀をのぞく各駅にはプラットホーム壁面に各シンボルをシンボルマーク化したタイルが張られている。各駅のシンボルは、船堀駅…金魚、一之江駅…、瑞江駅…、篠崎駅…クスノキ、本八幡駅…クロマツである。
  • 2000年後期に各駅に発車標が新設された(それ以前にも新宿・岩本町・大島・本八幡の各駅に設置された)。LED式の2段表示であるが、急行停車駅の市ヶ谷・神保町・馬喰横山・森下・大島・船堀・本八幡の各駅には停車駅のランプ表示が中央に設置されている。
  • フジテレビジョンは、お台場に移転するまで曙橋駅が最寄り駅であった。そのためだけではないが、移転前までは、相互乗り入れしている京王電鉄沿線がドラマの舞台地になることが多かった。京王沿線に大映テレビが運営していたドラマスタジオがあった(その後大映から離れた府中多摩スタジオとなるも取り壊し)ことも影響している。また、車内にフジテレビ系列の番組広告や系列新聞社のサンケイスポーツが広告を出しているのもその時代の名残である。
  • 都営地下鉄4路線で唯一都営フェスタの開催路線となっていない路線である。これは車庫が地下にあるためである(大江戸線の車庫も地下にあるが浅草線の馬込車両検修場で偶数年(奇数回)に浅草線と都営フェスタを共同開催している)。
  • 運行番号1ケタの運用において車両の運行番号表示器の10の位は無表示である(都営地下鉄の他路線や東京地下鉄では "03T", "06S" のように表示してあるが、新宿線は京浜急行電鉄と同様に " 5T" のように表示される。京王車両が代走として入る場合も同様)。

脚注

  1. 東京都交通局告示 東京都地下高速電車の路線の名称及び区間」では「新宿線」と定められている。
  2. 千葉県内の鉄道整備計画(東京10号線延伸新線) - 千葉県
  3. 新鎌ケ谷への延伸計画廃止 検討委員会が解散 都営新宿線 - ちばとぴ、2013年9月4日。
  4. 新宿線車両を一部10両編成化します 〜6月1日より順次導入〜 2010年5月26日 東京都交通局
  5. 10連化された10-300形が営業運転を開始 2010年6月2日 railf.jp
  6. 平成22年度東京都高速電車事業会計決算審査意見書(東京都監査事務局)
  7. 鉄道ファン、交友社、1980年5月号、p.75
  8. 8.0 8.1 鉄道ファン、交友社、1980年5月号、p.73
  9. 『ちばの鉄道一世紀』(p246)より。
  10. 『ちばの鉄道一世紀』(p246, p247)より。
  11. 笹塚駅工事に伴い京王新線の一部の列車が運休します京王電鉄
  12. 東京都交通局経営計画2013 46ページ
  13. ただし、同年6月に都営10-300形の10両化が実施されるまでは京王車で代走された
  14. 『東京時刻表』2010年4月号より
  15. 『京王ニュース』2013年2月号より
  16. かつては行先のみの表示だった。京王車は2001年初頭から、10-300形(10-300R形を含む)は2005年の登場時から、10-000形は2013年2月22日のダイヤ改定より(一部編成は2009年頃より)表示されるようになった。
  17. 都営地下鉄新宿線のダイヤ改正を行います。〜 3月11日実施 〜 - 東京都交通局ニュースリリース 2011年2月4日
  18. 都営新宿線のダイヤ変更の内容について - 東京都交通局ニュースリリース 2013年2月14日
  19. この列車は、新線新宿 - 調布駅間を急行運転し、調布から先は各駅に停車する。このため急行運転の際は新宿から「急行 調布」表示となり、調布では「各停 高尾山口」と2回の種別変更が行なわれる。
  20. 直通運転を開始して以来初めて都営車が京王動物園線に入線
  21. 都営新宿線全21駅へのホームドア整備について - 東京都交通局、2014年5月16日


参考文献