巌根駅

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巌根駅

巌根駅(いわねえき)は、千葉県木更津市岩根三丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)内房線である。

歴史[編集]

快速停車にまつわる議論[編集]

当駅は、2009年平成21年)3月14日以降は内房線の快速列車運行区間(蘇我駅 - 君津駅上総湊駅間)で[1]2010年(平成22年)12月4日以降は外房線の直通区間(千葉駅 - 蘇我駅間)も含め[2]、唯一の快速列車通過駅となった。

当駅における快速列車の停車は2009年に地元自治会や商業団体などが組織した推進団体[3]により木更津市に要望書を提出するなどの活動が行われたのち、2011年3月にJRと市の間で合意がなされている。しかし、ホームの延伸など設備改良を行ったうえで実施する予定だったものの、同月に発生した東日本大震災に伴うJRの設備投資(復旧)計画変更の影響により実現していない。[4]

現在、木更津市は快速停車について、京葉線快速を先行停車させる方向でJR東日本と協議している[5]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、駅舎は上りホーム側に立地する。互いのホームは跨線橋で連絡している。ホームは嵩上げされていない。

木更津駅管理のJR千葉鉄道サービスが駅業務を受託[6]する業務委託駅で、自動改札機が設置されている。かつては「もしもし券売機Kaeruくん」(営業時間は6時から21時)も設置されていたが、2012年2月23日に廃止された。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 内房線 上り 千葉東京方面
2 内房線 下り 木更津館山方面
  • ホームの有効長は10両編成分である。

利用状況[編集]

2012年度の乗車人員は1日平均1,913人である(前年度比100.7%)。

JR東日本および千葉県統計年鑑によると、1日の平均乗車人員の推移は以下の通りである。

年度 一日平均
乗車人員
1990年 3,074
1991年 3,090
1992年 3,108
1993年 3,142
1994年 3,112
1995年 3,084
1996年 2,958
1997年 2,744
1998年 2,610
1999年 2,575
2000年 2,499
2001年 2,469
2002年 2,404
2003年 2,313
2004年 2,233
2005年 2,194
2006年 2,135
2007年 2,148
2008年 2,153
2009年 2,038
2010年 1,935
2011年 1,900
2012年 1,913

駅周辺[編集]

潮干狩りができる海岸に近い。

路線バス[編集]

小湊鐵道によって運行されているが、いずれの路線も運行本数は比較的少ない。

  • 江川・中里・航空隊前経由、木更津駅西口 行き
  • 住吉四角・西山・畳ヶ池経由、木更津駅西口 行き
  • 江川・中久津間・金田中学校経由、三井アウトレットパーク 行き
  • 高柳・小櫃橋経由、三井アウトレットパーク 行き

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
内房線
通勤快速・快速(京葉線経由)・快速(総武線経由)
通過
普通(各駅停車)
袖ケ浦駅 - 巌根駅 - 木更津駅

脚注[編集]

  1. それまで快速が通過していた浜野駅が、新たに快速停車駅となったことによる。
  2. それまで快速が通過していた本千葉駅のホームが15両編成対応に改良されるとともに快速停車駅となったことによる。
  3. 巌根駅に快速を停めよう 署名活動を開始へ 推進協議会が発足 - きさこん(ソースは新千葉新聞、2009年10月27日付、2013年11月10日閲覧)
  4. 巌根駅に快速電車を 木更津市岩根地区の推進協議会代表 - きさこん(ソースは新千葉新聞、 2012年12月8日付、2013年11月10日閲覧)
  5. 平成26年3月定例会(第4号) 本文 194 : ◯企画部長(渡辺知尚君)による答弁
  6. 事業ネットワーク(会社概要) - JR千葉鉄道サービス(2013年11月10日閲覧) ※受託先事業者に関する出典。

関連項目[編集]