立川駅

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立川駅
立川駅

立川駅(たちかわえき)は、東京都立川市曙町二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)のである。

乗り入れ・接続路線

JR東日本の中央本線青梅線南武線の3路線が乗り入れている。このうち中央本線は当駅の所属線であり[1]、当駅を含む区間は、運行系統上は「中央線」と案内される。運転形態の詳細については該当記事を参照のこと。また大月甲府方面へ向かう中距離電車の運転区間の東端となっており、115系(従来の横須賀線色(スカ色)長野色の2色)が2011年現在でも使われている。なお、現在では(定期運用に限れば)115系を見ることができる駅としては東京都心から一番近い駅となった。青梅線は当駅が起点であるが、一部電車は中央線新宿東京方面への直通運転が行われている。南武線は当駅が終点である。また、中央本線国立駅から武蔵野線に直通する「むさしの号」も乗り入れている。

このほか、当駅周辺の立川北駅および立川南駅に発着する多摩都市モノレール多摩モノレール線への乗換えが可能となっている。

駅構造

島式ホーム4面8線(他に貨物線・留置線・引き上げ線4線)を有する地上駅。中央線は2面4線であり、青梅線直通列車とでは同一ホームで乗り換えが可能である。2008年3月15日ダイヤ改正で「スーパーあずさ」の一部列車(後述)と、同一車両で運行する「中央ライナー」(同年3月17日 - )が停車するようになったため、中央線上下本線の3・6番線ホームの有効長は12両編成分となった。他のホームは青梅線用の1・2番線が10両編成分、中央線待避線の4・5番線が11両編成分、南武線用のホームが6両編成分である。

のりば

番線 路線 行先 備考
1・2 青梅線・五日市線 拝島青梅奥多摩方面 一部5・6番線、稀に4番線
3・4 中央線(上り) 新宿東京方面 一部5番線から
5・6 中央線(下り) 八王子高尾甲府方面 稀に4番線から
7・8 南武線 分倍河原登戸武蔵溝ノ口川崎方面  

(出典:JR東日本:駅構内図

  • 当駅には中央本線の中距離列車も乗り入れるため、本項では中央線のラインカラーをオレンジと青の併記とするが、実際のホーム案内はすべてオレンジのみ用いられている。

構内配線図

  • 当駅以西(中央線八王子方面・青梅線方面)は通常の快速と特別快速は各駅に停車するため、これを「各駅停車」と案内している場合が多い。なお、この場合の各駅停車は便宜的なものであり、正式には高尾・青梅線内まで全区間快速・特別快速の扱いである。
  • 当駅から青梅線方面への列車は1・2・4 - 6番線から発車する。基本的に当駅始発は1・2番線、中央線東京方面からの直通列車は5・6番線から発車する。早朝のみ豊田車両センターから出庫のため4・5番線始発の青梅線系統の列車がある。4 - 6番線発の列車は、かつての五日市鉄道および南武鉄道と青梅電気鉄道間の連絡線を通るため、約200mの遠回りとなる。この路線は単線で、JRにおける正式名称は「青梅第三線」であったが、現在は「青梅短絡線」が正式名称である。2011年現在、ここを上り方向に通過する定期旅客列車はない。
  • 貨物列車のうち、南武線から青梅線に直通する列車は8番線南側の線路から青梅短絡線を走り、逆に青梅線から南武線に直通する列車は西立川駅で青梅線下り横断後に青梅短絡線を逆走し、8番線南側の線路を通って南武線下りを横断して南武上りに入る。このため、青梅短絡線は双方向通行可能な単線となっている。南武線から中央線八王子方面に直通する列車は、南武上りを横断して、6・7番線間の線路から中央線に出る。これも配線上4 - 6番線から青梅線方面の列車とは同時発車できない。また、中央線八王子方面から南武線に直通する列車は4番線(配線上は5番線も可能)に到着し、中央線の下り本線を横断して南武線に入る。このように配線上制約の多い駅であり、貨物列車は各々1日数本とはいえ、ダイヤ乱れの早期収拾に制限を加えている。なお、工事中の中央線高架化工事や計画中の青梅線・南武線の高架化工事においてもこれらが改善される予定はない。
  • かつては北側に降車専用の1番線ホームがあり、1線の頭端式ホームにより当時の2番線ホームと共用(乗車専用)していたが、橋上駅舎への改築および駅ビル(WILL→ルミネ)開業に伴い撤去され、長らく1番線が欠番となっていたが、2007年9月30日に改めてホームの番号を1から付番し、1番線ホームのない状態が解消された。

特急列車の停車

「スーパーあずさ」の一部が2008年3月15日から、「あずさ」と「かいじ」全列車が2005年12月10日から停車するようになった。また、「成田エクスプレス」は高尾始発・終着の1・5・50・52号が停車する。なお、2012年3月17日実施のダイヤ改正から、「スーパーあずさ」は最速達列車の上り14号、下り19号を除き全列車が当駅に停車。

駅構内設備

南北自由通路を挟んで、東側の従来からのコンコースと西側のエキュート立川に分かれている。

東側は広いコンコースを持ち、東改札とグランデュオ改札につながっている。各ホームとを連絡するエレベーターや上下エスカレーターも完備しているほか、売店立ち食い蕎麦店などが立地する。

西側はエキュート立川(改札内・改札外の双方に立地)となっていて、飲食店などが出店し、西改札と南改札につながっている。7・8番線以外のホームとを連絡する上下エスカレーターも設置されている。

2007年9月30日に西改札口が供用を開始し、これまでの改札を東改札口とした。さらに同年10月5日にはエキュート立川のオープンと同時に西側コンコースの南側に南改札口が供用を開始し、翌2008年4月からは南改札口の正面(エキュート内)から直接多摩都市モノレール立川南駅方面のデッキに出られるようになった。

また、かつては駅の西側に乗り換え専用跨線橋があったが、エキュート立川の中に移動している。なお、移転後、西改札口完成前の一時期は乗り換え専用通路として使用された。

  • 改札口 - 4ヶ所
    • 東改札
    • 西改札
    • 南改札(7:00 - 23:00)
    • グランデュオ改札(グランデュオ営業時間内)
  • 南北自由通路
  • エキュート立川(詳細は下記の#立川駅ステーションルネッサンスを参照)
  • NEWDAYS(東改札横・改札外)
  • NEWDAYS MINI(各ホーム)
  • 売店(弁当等販売)(東側コンコース)
  • 立ち食い蕎麦店(東側コンコース - 各ホーム)
  • ハニーズバー(はちみつ入りジュース販売店。3・4番線ホーム上)
    • 以前は同じ位置にジューサーバーがあったが、2009年2月末をもって閉店した。
  • エレベーター(東側コンコース - 各ホーム)
  • エスカレーター(各ホーム。但し南武線は東側コンコースのみ)
  • トイレ(東西両コンコース。どちらも多機能トイレ設置)
  • 鉄道警察隊 立川分駐所
  • インフォメーションセンター(東側有人改札カウンター)
  • 自由席特急券自動券売機(3・4番ホーム東京寄り)
  • 指定席券売機 - 2ヶ所
    • 東改札
    • 西改札
  • 2011年9月末まではお客様相談室も設置されていた。

立川駅ステーションルネッサンス

後述するが、当駅には多くの乗客が利用するにも拘らず、以前は改札口が2ヶ所(現在の東改札とグランデュオ改札)しかなく、各ホームからコンコースへの階段も1組2本ずつしか設置されていなかったために、混雑がひどかった。

このため、「立川駅ステーションルネッサンス」として、自由通路西側に人工地盤を設置しての増床、みどりの窓口と旅行カウンターの機能を複合した新びゅうプラザおよび総合案内カウンターの開設、改札口・トイレ・階段・エスカレーターの増設、駅ナカ商業施設「エキュート立川」の開業、南北自由通路の改修などの大規模な駅舎改良工事を行った。

エキュート開業に先立ち、2007年9月9日に新しいびゅうプラザを開設し、同月30日に西改札の供用開始と発着番線の表示変更が行われ、同年10月5日にはエキュート立川の第1期部分が開業し、同時に南改札口の供用を開始した。エキュート立川は大宮駅品川駅に続く最大規模の駅ナカ商業施設で、場所は南北自由通路と乗り換え専用跨線橋(改札口設置でコンコース化)との間で、各ホームを覆う形である。エキュートとしては初めて脱「駅ナカ」を目指し、乗降客に加えて近隣住民の利用を見込み、駅周辺まで商圏を広げる脱「駅ナカ」戦略の試験ケースとするものである。そのため、同じ「エキュート」という名前の施設が改札内・改札外に立地している[2]。開発面積は約11,500m²(II期開業時、ホテル部除く)で、先に開業していた大宮・品川の2倍強である。ホーム上の空間を利用して、改札内およびそれと連絡する2階部分とその上の3階が主な店舗スペースとなっている。4階には通勤客の利便性を考慮して保育所クリニックを設けている(クリニックのみ6月2日開業)。さらに10月7日には第2期部分の開業として駅南口に面した複合ビルが完成し、1 - 4階に店舗が、4 - 12階にJR系列のホテルメッツ立川が開業した。

しかし、乗降人員に改良工事の効果が追い付かず、現在でも駅構内の南北自由通路の混雑は解消していない状況であり、立川市は新南北通路の建設準備をしており、2013年度に完成する予定である。

駅弁

利用状況

2013年度の一日平均乗車人員は160,411人である[* 1]。JR東日本管内の駅では第15位。八王子支社管内では第1位である他、東京都の中でも23区外の駅では最多である。この数字はJR線同士の乗り換え客はカウントされないため、実際の駅利用者数は数字よりもさらに多い。

近年の推移は下表のとおりである。

年度別一日平均乗車人員[* 2]
年度 JR東日本
1992年(平成04年) 121,732
1993年(平成05年) 123,488
1994年(平成06年) 122,677
1995年(平成07年) 123,817
1996年(平成08年) 123,310
1997年(平成09年) 121,287
1998年(平成10年) 121,164
1999年(平成11年) [* 3] 126,791
2000年(平成12年) [* 4] 132,672
2001年(平成13年) [* 5] 140,629
2002年(平成14年) [* 6] 143,206
2003年(平成15年) [* 7] 145,697
2004年(平成16年) [* 8] 147,809
2005年(平成17年) [* 9] 150,009
2006年(平成18年) [* 10] 152,974
2007年(平成19年) [* 11] 156,143
2008年(平成20年) [* 12] 158,123
2009年(平成21年) [* 13] 158,068
2010年(平成22年) [* 14] 157,517
2011年(平成23年) [* 15] 155,868
2012年(平成24年) [* 16] 157,468
2013年(平成25年) [* 1] 160,411
利用状況の出典

駅周辺

駅周辺は日本でも有数の商業地として発展しており、吉祥寺町田、とあわせて多摩地域の商業地である。北多摩西多摩地区の拠点である。

北口

北口(2階部分)を出ると駅前広場である。駅前広場を覆うように歩行者用のペデストリアンデッキがあり、伊勢丹などの百貨店に直結するとともに多摩都市モノレールの立川北駅やファーレ立川方面へも通じている。また、駅前広場の地上部分(デッキ下)はバスターミナルである。

モノレールの開通や北口の再開発が始まってから利用者が増えたため、休日ともなると構内のデッキにつながる通路は混雑を呈する。

駅周辺は中・高層のビル街である。

南口

南口も、北口と同様に各ビルと歩行者用のペデストリアンデッキで結ばれている。1990年代の駅前は東武ストア マインの商業ビル(現在は閉店し、別テナント)以外は目立ったビルなどなく反対側の北口と比べて開発が遅れていたものの、2000年代以降には多摩モノレール(立川南駅)開通や新しいビルなどもオープンして、賑わっている。2008年4月にエキュート立川と南口デッキが直結した。WINSや各種公共施設の多い南東方面には、飲食店を中心に商店が多い。

バス路線

北口・南口から立川バス西武バス京王電鉄バスによって市内や近隣の市町へ多数のバス路線が運行されている。各駅までを結ぶ路線の他、住宅地域や団地、郊外の各種拠点までの輸送を担っている。多摩都市モノレールの開通による利用者の流出や、路線の改廃、道路の拡幅・改良、自動車使用の傾向変化に伴って周辺道路の渋滞が少なくなったことにより、運行の定時性は向上している。

ペデストリアンデッキ下のバスターミナルへの集約が進んだため、以前に比較して雨天時などでもスムーズな乗り換えが可能になった。特に南口乗り場は従来は駅から離れた場所に設置されていたが、自由通路出入口の直前に面積も広げて新設されたため、利便性が向上している。北口の14 - 16番乗り場は、以前と変わらず駅前通りの歩道上に設置されている。

また、北口からは羽田空港成田空港への空港連絡バス上田小諸方面への高速バス京都大阪神戸鳥羽方面への夜行高速バスも運行されている。

立川バスは、多摩都市モノレールが開業するまでは下記以外にも福生駅(福生市)、南街(東大和市・2011年現在も運行している西武バス「南街」行とは別ルート)、国学院大学(八王子市)、北野(埼玉県所沢市)、そして短距離路線であった東緑川(立川市内)などへの路線が存在していたが、いずれも多摩都市モノレール全線開通までに廃止されている。また、モノレールと路線が重複している西武拝島線玉川上水駅以北への路線は開業時に整理・減便され、芋窪(東大和市・西武バスと都営バスの停留所とは別位置)行は系統自体が短縮(立川駅 - 玉川上水間廃止)され、村山団地を結ぶバスも一部の便は短縮されている。

武蔵村山市瑞穂町方面への路線もかつて砂川七番経由だったが、米軍立川基地跡地の再開発に伴い国立病院(国立病院機構災害医療センター)や立川警察署を経由し、中央南北線を走行するルートに変更されている。

西武バスは、以前は西武球場前経由所沢駅行(現・所沢駅西口)が定期運行され、その後西武球場前行に短縮されて野球開催時の運転となっていたが、これも短縮の上、多摩都市モノレールの上北台駅発着に変更されている。2011年現在は、久米川駅行、東村山駅西口行、イオンモール行など多数の路線が運行されている。

京王バスは、かつては府中駅までの系統もあったが、減便を経た上で廃止された。2011年現在は高幡不動駅行と日野駅行が通常小型車で運行されている。両路線とも多摩モノレールの開業により減便傾向にあり、高幡不動行は2時間間隔、日野駅行は土曜1本のみの運行である。かつては日野橋付近の停滞に巻き込まれることが多かったが、日野バイパスの完成により、定時性は高くなっている。

都営バス東京都交通局)は、1985年まで八王子駅北口行(立73系統)が運行されていたが、慢性的な交通渋滞などによって路線は廃止、管轄の八王子支所も閉所された。廃止後は京王バスの立73・日50系統が運行されている。

2010年5月14日からは、青梅線終電後の帰宅に対応するため、西東京バスにより河辺駅行「深夜ご帰宅バス」が運行されている。また、2011年11月19日からは土・日曜、休日のみだが三井アウトレットパーク入間への直行バスも運行されている。

なお、立51・立70・立71系統は立川バスと西武バス(立70はシティバス立川も)の共同運行となっている。

北口のルミネ東側に、立川バス・西武バスの案内所が設置されている。

立川駅北口

注記なきものは全て立川バス

1番乗り場

  • 立10-1:三ツ藤経由 瑞穂営業所
  • 立10-2:瑞穂営業所行
  • 立11-1:三ツ藤行/三ツ藤住宅行
  • 立11-2:武蔵村山市民会館行
  • 立12-1:箱根ヶ崎駅
  • 立12-2:三ツ藤経由 箱根ヶ崎駅行
  • 立13:国立病院経由 イオンモール
  • 立90:立川消防署経由 玉川上水駅南口行(運行本数僅少)
  • 立91:立川消防署行(平日ラッシュ時のみ)

2番乗り場

  • 立16:立川市役所経由 東中神駅北循環
  • 立16-2:立川市役所経由 東中神駅入口行
  • 立16-3:立川市役所経由 大山団地折返場行
  • 立17:モノレール本社経由 東中神駅北循環
  • 立17-2:モノレール本社経由 東中神駅入口行
  • 立17-3:モノレール本社経由 大山団地折返場行
  • 立18:災害医療センター東先回り 柏町青柳循環
  • 立18-1:青柳新道経由 玉川上水駅南口行
  • 立93:立川市役所先回り すずかけ循環(運行本数僅少)

3番乗り場

  • 立14:松中団地操車場行
  • 立14-2:立川市役所経由 松中団地操車場行(平日日中のみ)
  • 立15-3:柏町1丁目・松中団地経由 拝島駅北入口行

4番乗り場

  • 立20-1:玉川上水駅南口行(深夜バスあり)
  • 立21:熊野神社経由 玉川上水駅南口行(運行本数僅少)
  • 立21-2:立飛東門経由 玉川上水駅南口行
  • 立22:村山団地行
  • 立23:玉川上水駅経由 村山団地行
  • 立26:立飛東門循環
  • 立27・立27-1:立飛企業
  • 立28:新立川航空先回り 柏町青柳循環
  • 立93:新立川航空先回り すずかけ循環(運行本数僅少)

5番乗り場

  • 立31:若葉町団地行
  • 立31-2:若葉町交差点経由 若葉町団地行

6番乗り場(すべて西武バス)

7番乗り場(すべて西武バス)

8番乗り場(すべて西武バス)

9番乗り場(すべて西武バス)

  • 立32:立川八小前経由 幸町団地行
  • 立40:砂川九番経由 幸町団地行(夜間と平日の早朝のみ)

10番乗り場

  • 立80:拝島営業所行(深夜バスあり)
  • 立81:昭島駅南口行
  • 立82:拝島駅行
  • 立85:東中神駅行(運行本数僅少)

11番乗り場

  • 立72:立川駅南口行(西武バス)

12番乗り場

13番乗り場

14番乗り場

15番乗り場

  • 立51:けやき台団地行(立川バス・西武バス)

16番乗り場

27番乗り場(グランドホテル前)

女性総合センター

曙バスターミナル

すべて立川バス

  • 立29:急行 応現院行
  • 立29-1:急行 応現院東門行

立川駅南口

1番乗り場

2番乗り場

  • 立71:富士見町操車場行(立川バス)/新道福島行(西武バス)

3番乗り場

  • 立86:拝島営業所行(立川バス)
  • 高速昼行:伊那インター・駒ヶ根インター経由 飯田駅前行(シティバス立川、京王バス南、伊那バス

4番乗り場

  • 国15-2:立川病院経由 国立駅南口行(立川バス)

5番乗り場

  • 国15-1:音高経由 国立駅南口行(立川バス)

番号なし

  • くるりんバス:南ルート

歴史

  • 1889年明治22年)4月11日 - 甲武鉄道新宿 - 当駅間開通と同時に開業。旅客および貨物の取り扱いを開始。駅改札は北口のみ。
  • 1889年(明治22年)8月11日 - 甲武鉄道 当駅 - 八王子間が開通。
  • 1894年(明治27年)11月19日 - 青梅鉄道(後の青梅電気鉄道) 立川 - 青梅間開業。
  • 1906年(明治39年)10月1日 - 甲武鉄道の国有化により、国有鉄道鉄道省)中央線の駅となる。
  • 1916年大正5年)3月3日 - 当駅 - 多摩川原駅間の貨物支線開業。
  • 1929年昭和4年)6月16日 - 中央線が立川まで電化開通。電車(省線)運転開始。
  • 1929年(昭和4年)12月11日 - 南武鉄道、屋敷分(現・分倍河原) - 当駅間開業。南口を開設。
  • 1930年(昭和5年)7月13日 - 五日市鉄道、当駅 - 拝島間開業。
  • 1931年(昭和6年)11月15日 - 南武鉄道、貨物連絡線当駅 - 西立川間開業。
  • 1940年(昭和15年)8月17日 - 南武鉄道、連絡線休止(9月1日当駅 - 武蔵上ノ原駅間〈五日市鉄道〉を廃止 (-0.9km))。
  • 1940年(昭和15年)10月3日 - 五日市鉄道が南武鉄道に合併し、同社の五日市線となる。
  • 1944年(昭和19年)4月1日 - 南武鉄道と青梅電気鉄道が戦時買収により国有化され、国鉄南武線、青梅線、五日市線となる。
  • 1944年(昭和19年)10月11日 - 五日市線 当駅 - 拝島間が不要不急線として休止され、当駅 - 西立川間の営業を廃止、青梅線の一部となる。
  • 1946年(昭和21年)6月1日 - 当駅 - 多摩川原間の貨物支線休止(実質廃止)。
  • 1950年(昭和25年)10月1日 - 夕方に東京→青梅間(下り)直通電車運転開始。
  • 1964年(昭和39年) - 米軍のタンク車が暴走し当駅に衝突、爆発。焼け跡に第一デパートが建てられた。
  • 1980年(昭和55年)4月1日 - 貨物の取り扱いを廃止。
  • 1982年(昭和57年)10月2日- 橋上駅舎化完成。駅ビルWILL(現・ルミネ)開業。南北自由通路供用開始。1番線廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR東日本の駅となる。
  • 1998年平成10年)11月27日 - 多摩都市モノレール立川北駅が開業。
  • 1999年(平成11年)10月24日 - 南武線ホームに9番線新設。
  • 1999年(平成11年)12月4日 - 「成田エクスプレス」高尾駅発着列車の運行開始。上下1往復停車。
  • 2000年(平成12年)1月10日 - 多摩都市モノレール、立川北 - 多摩センター間延伸開業(立川南駅開設、接続開始)。
  • 2001年(平成13年)11月18日 - ICカードSuica供用開始。
  • 2005年(平成17年)12月10日 - この日のダイヤ改正で「あずさ」が全停車。
  • 2007年(平成19年)9月30日 - ホーム番線の変更。2 - 9番線から1 - 8番線に改称。これにより1番線が復活。西改札口を新設。同時に従来の改札口は東改札口となる。
  • 2007年(平成19年)10月5日 - エキュート立川が開業(第I期)。同時に南改札口を新設。
  • 2008年(平成20年)3月15日 - 一部の「スーパーあずさ」が停車するようになる(それまでは全列車通過)。
  • 2008年(平成20年)10月7日 - エキュート立川が増床開業(第II期)、同時にホテルメッツ立川も開業。
  • 2009年(平成21年)3月14日 - 「スーパーあずさ」が最速列車1往復を除き、全列車が停車するようになる。

その他

  • 当駅の名物として「おでんそば・うどん」がある。各ホームの立ち食いそば店「奥多摩そば」で販売されている。
  • 発車メロディは、中央線と青梅線ホームでは、途中でスイッチを切っても最後まで流れ、音楽が鳴っている最中に「○番線、ドアが閉まります。ご注意下さい。」と案内が入る。また、南武線ホームでは、22時以降近隣への配慮から放送音量が落とされる。
  • 発車メロディは、1990年代後半までは他の中央線の駅に合わせたもの(五感工房制作のもの)が使用されていた。しかし、やかましいなどとの苦情があったことから3番線(現・2番線)以外は永楽電気制作の童謡ベースのメロディや櫻井音楽工房テイチクエンタテインメント製とも呼ばれる)制作の新しいメロディに変更された。2011年現在は2番線以外すべて櫻井音楽工房のものが使用されている。

6番線には、1996年から2001年にかけて「ありさんのおつかい」が使われていた。

隣の駅

東日本旅客鉄道
中央線
通勤特快(上りのみ)
国分寺駅立川駅八王子駅
中央特快・通勤快速(下りのみ、いずれも当駅から日野方の各駅に停車)
国分寺駅 - 立川駅 - 日野駅
青梅特快 
国分寺駅 - 立川駅 - (青梅線)西立川駅
快速(下りは「各駅停車」扱い)・各駅停車(早朝・夜間のみ)・むさしの号
国立駅 - 立川駅 - 日野駅/(青梅線)西立川駅
普通(大月駅以西直通列車)
立川駅 - 日野駅
  • むさしの号については、新小平駅 - 国立駅間は武蔵野線貨物支線を、国立駅 - 当駅間は中央本線を経由する。
青梅線
  • 青梅ライナー停車駅
通勤特快(上りのみ)・青梅特快・通勤快速(下りのみ、いずれも青梅線内は各駅に停車)
(中央線)国分寺駅 - 立川駅 - 西立川駅
快速(青梅線内は各駅に停車)・各駅停車(一部を除き線内折返し)
(中央線)国立駅 - 立川駅 - 西立川駅
南武線
快速・各駅停車
西国立駅 - 立川駅

脚注

  1. 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. 改札内・改札外に跨って立地しているからといって改札内の施設を利用する時に入場券が不要になる訳ではない。


外部リンク