それは舞い散る桜のように

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それは舞い散る桜のように
対応機種 Windows98/2000/Me
開発
発売元 BasiL
発売日 2002年6月28日(初回版)
2002年8月9日(DVD-ROM版)
価格 9,240円(税別8,800円)
ジャンル 恋愛アドベンチャーゲーム
レイティング 18禁
コンテンツアイコン
キャラクター名設定
エンディング数 5+1
セーブファイル数 無限
セーブファイル容量
メディア CD-ROM3枚(初回版)
DVD-ROM+CD-ROM(DVD-ROM版)
ゲームエンジン
画面サイズ 640×480
BGMフォーマット CD-DA
キャラクターボイス フルボイス
CGモード あり
音楽モード なし
回想モード あり
メッセージスキップ あり
オートモード あり
備考

それは舞い散る桜のように』(それはまいちるさくらのように)は、2002年6月28日BasiLから発売された18禁アドベンチャーゲーム。また、同年の8月9日にDVD-ROM版が発売された。通称「それ散る」。

概要[編集]

生き生きとしたキャラクターや、そのキャラクター同士の掛け合いシーンが(声優の熱演もあってか)好評。シナリオの肝となるシリアスなシーンはもちろんのこと、それ以外のいわゆる「日常シーン」にも力が入れられており、始終ゲームの雰囲気を楽しめる作品になっている。

Bless』、『21-Two One-』と、実力と共に人気を上げてきた西又葵の原画、王雀孫・あごバリアのシナリオ、オープニング・エンディングなどのボーカル曲など、画・文・音すべてにおいて高く評価され人気を博した。しかし、発売を前後してスタッフ内で分裂が起きたとされ、前作のようにコンシューマ機(PS2DCなど)への移植もなく、予定されていたとされる続編の製作も行なわれなかった。そのため、一般層への認知度は低く、さらにはシナリオの説明が半端なまま締め括られていることもあり、同時期に発売されたD.C. 〜ダ・カーポ〜ほどの人気には届かなかった。

2007年1月現在、既に発売から4年以上経過しているのだが、今なお続編の製作を望む声があげられている。


注意以降に核心部分が記述されています。

ストーリー[編集]

主人公の舞人は、親の都合により桜坂市を離れ北海道で暮らしていた。しかし、幼い頃に暮らしていた街に無意識に思い入れがあったのか、進学先を桜坂市に選ぶ。くだらないことを言い合える友人、北海道から追いかけてきた幼馴染、全校生徒憧れの美少女、家庭的な隣人、などに囲まれて日々を暮らしていた彼は、ふとしたきっかけを機に一人の少女に恋をする。

そして物語は動き出す……。

登場人物[編集]

メインキャラクター[編集]

桜井 舞人(さくらい まいと)
星崎 希望(ほしざき のぞみ)佐々留美子
雪村 小町(ゆきむら こまち)声:九条信乃
八重樫 つばさ(やえがし つばさ)声:櫛引絵里
里見 こだま(さとみ こだま)声:高山沙希
森 青葉(もり あおば)声:楠木真理

サブキャラクター[編集]

相楽 山彦(さがら やまひこ)声:青川輝
牧島 麦兵衛(まきしま むぎべえ)声:阿仁谷浩樹
結城 ひかり(ゆうき ひかり)声:楠木真理
芹沢 かぐら(せりざわ かぐら)声:井原早紀
浅間 弥太郎(あさま やたろう)声:今田鉄夫
谷河 浩暉(たにかわ こうき)声:今田鉄夫
佐伯 和観(さえき かずみ)声:井原早紀
佐伯 和人(さえき かずと)声:九条信乃
水無月 瑛(みなづき えい)声:櫛引絵里
川原 瑞音(かわはら みずね)声:佐々留美子
郁原 郁奈(いくはら いくな)声:鳥居花音
恵美 椿(えみ つばき)
朝陽(あさひ)
桜香(おうか)声:鳥居花音

未登場キャラクター[編集]

谷河 なすの(たにかわ なすの)
ドクターイエローこと谷河浩暉の妹として登場する予定だったキャラクターで、ビジュアルファンブックでのみ設定画を見ることができる。

スタッフ[編集]

  • キャラクターデザイン・原画:西又葵
  • シナリオ:王雀孫、あごバリア
  • 音楽:アッチョリケ、内藤侑史、coldhand、山田和裕
    • オープニングテーマ『days』
    • エンディングテーマ『dear』
      • 作詞:BasiL 作曲:coldhand 歌:Nori
    • 挿入歌『beloved ~桜の彼方へ~』
      • 作詞:BasiL 作曲:内藤侑史 歌:spanky
    • 挿入歌『style』
      • 作詞:BasiL 作曲:内藤侑史 歌:YURIA

関連商品[編集]

  • CD
    • それは舞い散る桜のように オリジナルサウンドトラック「MAKE SHiFT」、BS2002-01M
      • イベントで販売されるのにあわせてオフィシャルサイトでの通販が開始されたのだが、BasiL内部のゴタゴタのあおりを受けわずか一ヶ月で受付が終了し、間もなくBasiLブランドは解散、廃盤となってしまった。そのためプレミアが付き市場では価格が高騰している。
  • 書籍
    • それは舞い散る桜のように ビジュアルファンブック
    • それは舞い散る桜のように アンソロジーコミック
    • ハーヴェストノヴェルズ それは舞い散る桜のように
      • -希望編- 2003年6月発売、ハーヴェスト出版、ISBN 4434031864
      • -小町編- 2003年7月発売、ハーヴェスト出版、ISBN 4434033182
      • -特別編- 2003年8月発売、ハーヴェスト出版、ISBN 443403409X

雑記[編集]

  • 主要な登場キャラクターの名前は新幹線の愛称から取られている(これは本作品のキャラクターの名前が、アニメ「勇者特急マイトガイン」の登場キャラクターからきているためである。なおマイトガインのロボットはすべて列車であり、主人公は旋風寺舞人)。たとえば、
    • 旋風寺舞人 → 桜井舞人
    • ガイン(300系新幹線)→ 星崎希望
  • メインキャラクターたちの制服デザインがあまりに奇抜なため、「食い倒れ」と揶揄されることがある。詳細は西又葵の項を参照。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]