アニメ☆7

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アニメ☆7」(アニメセブン)とは2005年10月10日から2009年3月23日まで日本テレビ系列(NNS)29局で毎週月曜19:00 - 20:00(JST)に放送されていた、読売テレビ制作のアニメ番組枠である。

本枠の前身である「月曜19時アニメアワー」についても、本項目で併せて記述する。

概要[編集]

旧名称の「月曜19時アニメアワー」という名称は、読売テレビのプロデューサーで同局制作のアニメ番組を担当する諏訪道彦2007年5月21日分のでこの放送枠のことを言及した際に用いられたものである。以後も不定期に放送される劇場版『名探偵コナン』の宣伝番組などでこの名称が使用されたことがあるが「19時」の部分を「7時」と表記する場合もあり、はっきりとは統一されていない。

また『結界師』が放送されていた頃には、『結界師』の放送後に『結界師』と『コナン』の各キャラクター数名のコラボレーションアニメが放送されていた。このアニメの後は、そのままステブレレスで『コナン』を開始していた。この以前にも、『ガンバリスト!駿』の藤巻駿と『コナン』のコナンが共演する同様のアニメが放送されていたことがある。なお、『ヤッターマン』の1 - 9月放送分までは19:01から放送開始となり『コナン』とのコラボレーションアニメは廃止されていた。

番組枠の統合[編集]

視聴率の下降傾向の強まりを打開するために、2005年10月に当時放送されていた『ブラック・ジャック』と『コナン』が名目上1つの番組枠に統合されたのが本枠の始まりである。ただし、放送形態は従来通り前半30分が『ブラック・ジャック』(『ブラック・ジャック21』)、後半の30分が『コナン』という構成で新聞などの番組表も作品ごとに分かれたままだったことから表向きは統合前と全く変わりはなかった。

2006年10月からは『ブラック・ジャック』シリーズに代わり『結界師』がスタートしたが、視聴率が1度も2桁に達しなかったことなどが原因で2007年9月10日をもってこの時間帯での放送を終了。10月から12月まではこの放送枠を「秋のミステリーアワー」と題し(この名称は放送でも使用された)、『コナン』および『金田一少年の事件簿』を放送した。

また、月曜19時台が1時間枠になるのは、ドラマ『ボナンザ』以来となる。

「アニメ☆7」へ[編集]

2008年1月からは前半の放送枠で『ヤッターマン』のリメイク版の放送がスタート。そして同年10月からは「アニメ☆7」の名称を本枠の正式名称として放送上で用いるようになり、2作品とも統合されて1時間のアニメ枠となった。それに伴いGコードEPGも統一され、視聴率の算定でも一つの番組として扱われるようになった。この他「部屋を明るくして離れてみるように」との警告テロップも、最初に「コナンからのお願い」として表示するだけになった。『ヤッターマン スペシャル』の放送時はヤッターマンからのお願いとなっていた。

また11月からは2作品の放送順を入れ替え、前半に『コナン』、後半に『ヤッターマン』が編成された。この放送順の入れ替えにより『ヤッターマン』は放送開始時刻が19:30頃[1]となり、先に放送される『コナン』の番組最後に発表される「Next conan's HINT」やエンドクレジットも『ヤッターマン』終了後に流れた。

枠廃止[編集]

2009年4月から、平日19時台に生放送バラエティ番組サプライズ MONDAY to FRIDAY』の放送が開始された2009年1月19日閲覧。読売テレビは木曜日の番組制作を担当する。</ref>が、これに伴い、同年4月以降、『コナン』は土曜18時台前半、『ヤッターマン』は日曜7時台前半に放送枠が移動された。ただし、テレビ大分は『コナン』のみ放送日時差し替え。移転先の時間帯に、本来のキー局製作の音楽番組を放送しているため</ref>。そのため、本枠は半年で解消された。これにより、1994年10月から継続されていた読売テレビ制作の月曜19時台のアニメ枠が幕を閉じ、さらに、日本テレビ(およびNNS)のゴールデンタイム(19時台)からアニメが姿を消した。

放送された番組[編集]

前半枠
後半枠
  • 名探偵コナン(1996年1月 - 2008年10月)
  • ヤッターマン リメイク版(2008年11月 - 2009年3月)
その他
  • 金田一少年の事件簿(2007年11月)
    10 - 12月期の1時間枠「秋のミステリーアワー」内にてスペシャル版を放送。

関連項目[編集]

  • 実際には19:30よりも少し早く開始する