パブロン

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パブロンは、日本の大手製薬会社である大正製薬が製造・販売している総合感冒薬のブランド。

概要[編集]

かなり古くから製造されており、主に塩酸ブロムへキシン塩化リゾチームを主成分とする。競合製品は佐藤製薬の「ストナシリーズ」などであった。上記の主成分を変更・追加した製品群を展開して現在まで大正のロングセラー製品となっており、リポビタンDと並ぶ大正の主流製品となっている。

歴代キャッチコピー[編集]

  • 鷲のマークの大正のパブロン(パブロン)
  • 早めの パブロン(パブロン)
  • 効き目のパブロンエース(パブロンエース)

取扱商品[編集]

総合感冒薬[編集]

ここにある製品が全てとは限らない。
  • パブロンエースAX【第1類医薬品】 - 2008年1月発売。医療用の去痰成分「アンブロキソール塩酸塩」と「イブプロフェン」を配合。かぜの11症状(のどの痛み・せき・熱・鼻水など)に効果がある大人(15才以上)専用かぜ薬。1回分ごとに切れるPTP包装を採用した錠剤タイプ「パブロンエースAX錠」と粒子を小さくした上で、マスキング処理を施した微粒タイプ「パブロンエースAX微粒」がある。
  • パブロンエース【指定第2類医薬品】 - イブプロフェン・ブロムヘキシン塩酸塩・リゾチーム塩酸塩を配合した大人(15才以上)専用かぜ薬。フィルムコーディングを施した錠剤タイプの「パブロンエース錠」(2002年1月発売)と顆粒タイプの「パブロンエース顆粒」(2002年8月発売)がある。
  • パブロンSゴールド【指定第2類医薬品】 - 「ブロムヘキシン塩酸塩」と「リゾチーム塩酸塩」を配合。「パブロンS」と比べ、「リゾチーム塩酸塩」を強化配合している。錠剤タイプの「パブロンSゴールド錠」と微粒タイプの「パブロンSゴールド微粒」がある。
  • パブロンSC【指定第2類医薬品】 - 2003年8月発売。発熱時に消耗しやすいビタミンCを配合。錠剤タイプの「パブロンSC錠」と顆粒タイプの「パブロンSC」がある。
  • パブロンS【指定第2類医薬品】 - 去痰成分「ブロムヘキシン塩酸塩」を配合。錠剤タイプの「パブロンS錠」、微粒タイプの「パブロンS」、こども向けのシロップタイプ「パブロンS小児用」がある。
  • パブロンゴールドA【指定第2類医薬品】 - 長年親しまれた「パブロンゴールド」をマイナーチェンジ。新たに去痰成分「グアイフェネシン」を配合。錠剤タイプの「パブロンゴールドA錠」と微粒タイプの「パブロンゴールドA微粒」がある。
  • パブロンN【指定第2類医薬品】 - かぜによる発熱・のどの痛みに。「イブプロフェン」配合の大人(15才以上)専用かぜ薬。カプセルタイプの「パブロンN」と錠剤タイプの「パブロンN錠」がある。
  • パブロンAG錠【指定第2類医薬品】 - 2004年8月発売。眠気が少ない抗ヒスタミン剤「メキタジン」を配合した大人(15才以上)専用かぜ薬。
  • パブロン<学童用>【指定第2類医薬品】 - 主に小学生に向けた非ピリン系総合かぜ薬。糖衣コーティングを施している。
  • パブロンA【指定第2類医薬品】 - 去痰成分「ブロムヘキシン塩酸塩」を配合。錠剤タイプの「パブロンA錠」、微粒タイプの「パブロンA」、こども向けのシロップタイプ「パブロンA小児用」がある。こちらは一部販売店向け商品。
  • パブロンL【指定第2類医薬品】 - 1日2回の持続性・カプセルタイプの総合感冒薬。イオン・ウエルシア・ストアーズ向け商品。
  • こどもパブロン坐剤【指定第2類医薬品】 - 子供用の解熱用坐剤。薬が飲めないときなどに。

鼻炎用薬[編集]

  • パブロン鼻炎カプセルZ【第1類医薬品】 - 2006年11月発売。医療用成分ケトチフェンフマル酸塩を配合したアレルギー専用鼻炎用内服薬。(製造販売元:ノバルティスファーマ
  • パブロン鼻炎カプセルS【指定第2類医薬品】 - 2004年11月発売。「塩酸プソイドエフェドリン」を配合した持続性タイプの鼻炎用内服薬。7歳から服用できる「パブロン鼻炎カプセルS小児用」もある。
  • パブロン鼻炎錠S【第2類医薬品】 - 2003年9月発売。「塩酸プソイドエフェドリン」を配合した錠剤タイプの鼻炎用内服薬。7歳から服用できる。
  • こどもパブロン鼻炎液S【第2類医薬品】 - 2002年11月発売。3ヶ月から服用できるシロップタイプの子供用鼻炎内服薬。
  • パブロン点鼻S【第2類医薬品】 - 2002年11月発売。メントールを配合したクールタイプの点鼻薬
  • パブロン点鼻【第2類医薬品】 - 清涼剤が入っていないマイルドタイプの点鼻薬。
  • パブロン点鼻Z【第1類医薬品】 - 2005年11月発売。医療用成分「ケトチフェンフマル酸塩」を配合したアレルギー専用点鼻薬。
  • パブロン点鼻JL【第2類医薬品】 - 患部でジェル化して長く留まる点鼻薬。一部店舗でのみの取扱い。

鎮咳去淡薬[編集]

  • パブロンSせき止め【指定第2類医薬品】 - 「ブロムヘキシン塩酸塩」を配合。中身が液状のソフトカプセル。
  • パブロンSせき止め液【第2類医薬品】 - 「ブロムヘキシン塩酸塩」を配合。1歳から服用できるシロップタイプ。
  • 新パブロンせき止め液【第2類医薬品】 - 2007年11月発売。非麻薬性成分「リン酸ジメモルファン」を配合した大人(15才以上)専用シロップタイプ。
  • パブロンせき止め【指定第2類医薬品】 - 携帯に便利な顆粒タイプの鎮咳去痰薬。
  • こどもパブロンせきどめ液【第2類医薬品】 - ブロムヘキシン塩酸塩を配合したシロップタイプの子供用鎮咳去痰薬。

口腔・咽頭薬[編集]

  • パブロントローチAZ【第3類医薬品】 - 2003年8月発売。抗炎症剤「アズレンスルホン酸ナトリウム」を配合したトローチ剤。
  • パブロンうがい薬AZ【第2類医薬品】 - 2005年8月発売。「アズレンスルホン酸ナトリウム」の配合により、のどのあれにも効果がある。
  • パブロンうがい365【指定医薬部外品】 - 2008年9月発売。約260回分使える大容量で、子供でも使いやすいライム風味。
  • パブロンうがい【指定医薬部外品】 - 2004年10月発売。主にコンビニエンスストアで発売される。
  • パブロンのどスプレー365【指定医薬部外品】 - 2006年9月発売。CPCを配合。

マスク[編集]

  • パブロンマスク 使いきりタイプ - 立体4層フィルターを採用した使いきりタイプ。2006年11月に「イーグルマスク 使いきりタイプ」をリニューアルし、パブロンブランドに。
  • パブロンマスク ガーゼタイプ - 2層フィルターを採用した繰り返し使えるガーゼタイプ。2006年11月に「イーグルマスク」をリニューアルし、パブロンブランドに。

殺菌消毒剤[編集]

  • パブロンハンドジェル365【指定医薬部外品】 - 2006年9月発売。さらっとした使用感が特徴の手指消毒剤。2007年10月にはレモンの香りをつけた「パブロンハンドジェル365<レモン>」を追加発売している。(製造販売元:健栄製薬)

外部リンク[編集]