ユニバーサル ミュージック グループ

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ユニバーサル ミュージック グループ英語Universal Music Group)は、フランス共和国のメディア企業、ビベンディ傘下のアメリカ合衆国音楽会社

概要[編集]

1996年に、親会社のMCAが傘下のユニバーサル・ピクチャーズに合わせて社名をユニバーサルと変更した際、音楽部門であるMCAレコードもユニバーサル ミュージック グループと改名した。1998年に、ポリグラムと合併したことによって、世界最大のレコード会社となった。

現在の会長兼CEOは、ルシアン・グレンジ(Lucian Grainge)。

親会社であったヴィヴェンディ・ユニバーサル(2000年に酒造会社だったシーグラムの娯楽部門がヴィヴェンディと合併したもの)の娯楽部門は財務体質悪化の為、2004年にNBCと合併、NBCユニバーサルとなったが、ユニバーサル ミュージック グループは合併の対象には入らず、現在もヴィヴェンディの傘下である。

日本での活動[編集]

日本では、同社の音楽作品は子会社のユニバーサル ミュージック合同会社より発売されている。

ちなみに、2009年2月、NBCユニバーサル傘下のジェネオンエンタテインメントとユニバーサル・ピクチャーズの子会社であるユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンが合併、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンとなり、「ユニバーサル」とそのシンボルマークである地球儀マークを冠する異なる企業グループによるレコード会社が並立することになった[1]

沿革[編集]

  • 1995年 シーグラムが、MCAレコードやユニバーサル映画を擁するMCAを買収。
  • 1996年 シーグラムが、旧MCAをユニバーサルと改名。これに伴い、MCAレコードもユニバーサル ミュージックと改名。
  • 1998年 シーグラムが、ポリグラムを買収し、ユニバーサルミュージックと統合。
  • 2000年 シーグラムが、酒造部門と娯楽部門に分割され、前者をペルノ・リカールに、後者をヴィヴェンディに売却。これによりヴィヴェンディ・ユニバーサルが誕生。
  • 2004年 ヴィヴェンディ・ユニバーサルの娯楽部門はNBCと合併するが、ユニバーサル ミュージック グループ(UMG)はこの合併には参加せず。
  • 2006年 仏ヴィヴェンディが松下電器産業(現パナソニック、1990年-1995年は単独所有、1995年-2006年は共同所有)の所有していた残りの株式を買収し、ユニバーサル ミュージック グループはヴィヴェンディの100%子会社となる。年末より独立レーベルのコンコード・ミュージック・グループの配給を開始。
  • 2007年 ベルテルスマンの音楽出版部門であるBMGミュージック・パブリッシングを買収、ヴィヴェンディ傘下のUMGに統合。
  • 2011年 ヴィヴェンディがEMIの音楽部門の買収をソニーと争い、最終的に獲得。UMG傘下に統合させると発表した[2]

主要なレーベル・グループ[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. 過去に、ユニバーサルミュージックの日本法人が発足当時、ビクターエンタテインメントとの合弁会社であるユニバーサル・ビクターの様に並立していた時期もあった。
  2. http://www.billboard.biz/bbbiz/industry/record-labels/emi-publishing-goes-to-sony-label-to-universal-1005508552.story

外部リンク[編集]