名神高速道路

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高速自動車国道
名神高速道路
名神高速道路
地図
総距離 193.9 km
陸上距離
海上距離
制定年 1956年
開通年 1963年
廃止年
道路の方角
起点 小牧IC愛知県小牧市
環状線
通過都市
主な経由国
主な経由都市 大垣市彦根市大津市
京都市吹田市
終点 西宮IC兵庫県西宮市
主な接続道路 記事参照
テンプレート
ファイル:小牧IC航空写真1987-001.jpg
起点小牧IC航空写真。画面中央から左。右半分は東名高速道路。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
ファイル:西宮IC航空写真1985-001.jpg
終点西宮IC航空写真。画面右上から来て画面中央が終点である。右下から左上にのびるのは阪神高速道路3号神戸線。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

名神高速道路(めいしんこうそくどうろ、MEISHIN EXPRESSWAY)は、愛知県小牧市を起点とし、岐阜県滋賀県京都府大阪府を経由し兵庫県西宮市へ至る、高速道路高速自動車国道(A路線))の営業路線名である。一般に名神高速又は単に名神(英略称: MEISHIN EXPWY)と略される。法定路線名中央自動車道西宮線であり、この一部区間である。

概要[編集]

東名高速道路中央自動車道東名阪自動車道西名阪自動車道とともに、東京名古屋大阪を結ぶ「日本の大動脈」の一つである。

東名高速道路と一体とした呼び名で「東名神」と呼ぶこともある。

小牧ICが東名高速道路との境界であり、IC番号とキロポストも通しとなっている。路線はほぼ中山道に沿って建設されている。便宜上、東名高速道路名古屋IC~小牧ICを含める場合もある。

なお、「名神高速道路」は小牧IC~西宮ICについて公式に用いられる通称であり、正式な法定路線名は、東京都から長野県を経て名神の区間をも含み兵庫県に至る路線が一貫して中央自動車道西宮線(東京都~西宮市)である。

ただし、小牧JCTから小牧IC第一東海自動車道東名高速道路)が主路線であり、中央自動車道西宮線第一東海自動車道を重用している。これは、逆にすると、高速自動車国道の予定路線11,520kmの内訳である第一東海自動車道347kmと中央自動車道西宮線465kmと合わなくなることからもわかる。

  • 「高速道路」の呼称が用いられるのは名神と東名のみであるが、これは両道路の計画・建設の進められる過程で広く民間において「高速道路」の呼称が使用され、両道路については一般的に定着しているという歴史的経緯に鑑みて、例外的に採用されたものである(国土交通省道路局ウェブサイト「道の相談室」「質問・高速道路と自動車道の違いを教えてください」より)。
    • このため、両道路それぞれを指して「名神自動車道」「東名道」などと呼ぶのは誤りである。
  • 東京~西宮の建設は、歴史的に岐阜県以東が山岳地帯に掛かる中山道ルート(中央道)より、太平洋岸を通る東海道ルート(東名)の方が建設し易かったため、東名が先行した。
  • このため正式な中央道西宮線のうち、中京と近畿とを直結する事業として小牧IC~西宮ICを「名神高速道路」と呼称し、東名全通に先駆けて1963年7月に部分開通し、1965年6月には愛知県内の小牧IC~一宮ICを最後に全通を見た。
  • そして東京IC~小牧ICが「東名高速道路」と呼称され、追って1969年5月に第一東海自動車道全通。東京~西宮が直結した。さらに1972年10月に小牧JCTが完成し本来の中央道の路線へ延伸。1982年11月の中央道勝沼IC~甲府昭和IC開通により、中央道西宮線としての東西直通も達成された。
  • 正式な中央自動車道西宮線と第一東海自動車道との交点は小牧JCTであるが、「名神」と「東名」との交点は西寄りの小牧ICと異なっているのも、三線が交わる歴史的経緯によるものといえよう。

尼崎~栗東71.1kmは、1963年7月16日に日本初の都市間高速道路として開通した区間である。1965年7月1日に小牧~西宮の全線が開通した。開通当初は高速道路自体が観光名所となっていて、路肩に車を止めて弁当を広げたり記念撮影したりするなど、今となっては長閑なエピソードも残されている。又自動車の性能が高速連続走行に耐えられず、オーバーヒートなど故障する車が続出していた。

また、全面開通するや否や、トヨタコロナ(RT40)の宣伝として小牧~西宮を10万キロ往復耐久テストのコースにもなった(因みに58日間で276往復走行)ほか、国鉄の高速バス専用車両開発時には、100km/hでの20万キロ連続走行が課題として各メーカーに要求されていた。

現在は八日市ICを境に、東側を中日本高速道路株式会社が、西側を西日本高速道路株式会社が管理している。なお、小牧~吹田間はアジアハイウェイ1号線に指定されている。

現在、新名神高速道路が建設中であるが、これは中山道ルートに沿う現在の名神高速道路と違い、亀山JCT~草津JCT間を東海道ルートに沿って建設されている。

接続高速道路[編集]

歴史[編集]

インターチェンジなど[編集]

IC番号 施設名 接続路線など
24 小牧IC 東名高速道路名古屋高速11号小牧線国道41号国道155号
BS 岩倉BS
PA 尾張一宮PA
25 一宮IC 名古屋高速16号一宮線国道22号
25-1 一宮JCT 東海北陸自動車道
BS 尾西BS
PA 羽島PA(下り線のみ)
BS 羽島BS
25-2 岐阜羽島IC 岐阜県道46号岐阜羽島インター線
BS 安八BS
26 大垣IC/BS 国道258号
<26-1> 養老JCT 東海環状自動車道
BS 養老口BS
SA 養老SA
27 関ヶ原IC 国道365号国道21号
BS 山東BS
PA 伊吹PA
BS 米原BS
27-1 米原JCT 北陸自動車道
28 彦根IC 国道306号国道307号国道8号
SA 多賀SA
PA 秦荘PA
BS 百済寺BS
29 八日市IC/BS 国道421号
PA 黒丸PA
BS 蒲生BS
<29-1> 蒲生JCT
(蒲生スマートIC)
名神名阪連絡道路
BS 竜王BS
29-1 竜王IC 国道477号
PA 菩提寺PA
<29-2> 栗東東JCT 甲賀湖南道路
30 栗東IC 国道1号栗東第二IC)・国道8号・(野洲栗東バイパス
BS 草津BS
<30-1> 草津JCT-草津田上IC 新名神高速道路大津連絡路)・滋賀県道2号大津能登川長浜線
PA 草津PA
30-2 瀬田東IC/JCT 国道1号 京滋バイパス滋賀県道16号大津信楽線/名古屋方面のみ
30-2 瀬田西IC 滋賀県道57号瀬田西インター線/大阪方面のみ
31 大津IC/SA 滋賀県道56号大津インター線
32 京都東IC 国道1号国道8号国道161号西大津バイパス琵琶湖西縦貫道路)・京都府道143号四ノ宮四ツ塚線
BS 山科BS(休止中)
BS 深草BS
<32-1> 京都南JCT 阪神高速8号京都線
33 京都南IC 国道1号(下り出口)
33-2 国道1号(入口・上り第2出口)
33-1 国道1号(上り第1出口)
PA 桂川PA
33-3 大山崎JCT/IC/BS 国道478号京滋バイパス国道171号京都縦貫自動車道(左ルートのみ接続)
BS 高槻BS
<33-4> 高槻第二JCT 新名神高速道路高槻連絡路)
34 茨木IC/BS 国道171号
35 吹田JCT/IC 中国自動車道近畿自動車道大阪府道2号大阪中央環状線
SA 吹田SA
36 豊中IC 阪神高速11号池田線大阪府道10号大阪池田線
37 尼崎IC 兵庫県道13号尼崎池田線
38 西宮IC 阪神高速3号神戸線国道43号

※ICの番号は東名高速道路東京ICからの通し番号。
※養老SA~関ヶ原ICには上石津PA(下り線大阪方向のみ)が、多賀SA~秦荘PAには甲良PAが、大山崎IC/JCT~高槻BSには桜井PAがそれぞれあったが、現在は廃止されている(桜井PAは桂川PAに移転)。なお、上石津PAにはトイレさえもなかったことで有名だった。同名であるが伊吹PA(上り線)も移転している。

ハイウェイラジオ[編集]

  • 一宮(小牧IC~一宮IC)
  • 大垣(岐阜羽島IC~大垣IC)
  • 養老(大垣IC~関ヶ原IC)
  • 伊吹(関ヶ原IC~米原JCT)
  • 米原(米原JCT~彦根IC)
  • 秦荘(彦根IC~八日市IC)
  • 八日市(八日市IC~竜王IC)
  • 菩提寺(竜王IC~栗東IC)
  • 栗東(栗東IC~草津田上IC)
  • 瀬田(瀬田西IC~大津IC)
  • 京都(京都東IC~京都南IC)
  • 向日(京都南IC~大山崎JCT)
  • 高槻(大山崎JCT~茨木IC)
  • 茨木(茨木IC~吹田JCT)
  • 尼崎(豊中IC~尼崎IC)

主なトンネルと橋[編集]

トンネルの数[編集]

区間名 上り線 下り線
小牧IC - 関ヶ原IC 0 0
関ヶ原IC - 伊吹PA 2 2
伊吹PA - 米原JCT 0 0
米原JCT - 彦根IC 2 2
彦根IC - 大津IC 0 0
大津IC - 京都東IC 2 2
京都東IC - 大山崎IC 0 0
大山崎IC - 茨木IC 3 3
茨木IC - 吹田SA 0 0
吹田SA - 豊中IC 1 1
豊中IC - 西宮IC 0 0
合計 10 10
  • 京都大阪を連絡する道路鉄道のうち、この区間にトンネルがあるのは名神高速だけである。
  • 大山崎~茨木のトンネル数は名古屋・東京方面と西宮方面右ルートの場合。西宮方面左ルートはは2本(梶原トンネルが西宮方面左ルートは1本、その他は、第一、第二と分離しているため。1を参照。)

管理区間[編集]

制限速度[編集]

区間 制限速度(上下線)
小牧IC~養老SA 100km/h
養老SA~彦根TN 80km/h
彦根TN~旧・甲良PA跡 100km/h
甲良PA跡~百済寺BS 80km/h
百済寺BS~竜王IC 100km/h
竜王IC~栗東IC 80km/h
栗東IC~大津IC 100km/h
大津IC~千里山TN付近 80km/h
千里山TN 70km/h
千里山TN西出口付近 80km/h
千里山TN西方~西宮TB 100km/h

通過市町村[編集]

利用状況[編集]

2002年度(2003年度日本道路公団年報より)

日平均交通量
  • 全区間平均 - 71,810台(前年度比98.8%)
  • 最大 - 茨木IC~吹田JCT:120,584台(前年度比99.2%)
  • 最小 - 尼崎IC~西宮IC:44,024台(前年度比97.4%)
交通量
  • 年間 - 90,515,442台(前年度比99.6%)
  • 日平均 - 247,988台
料金収入
  • 年間 - 136,142,398,000円(前年度比98.4%)
  • 日平均 - 372,993,000円

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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