土樽駅

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土樽駅(つちたるえき)は、新潟県南魚沼郡湯沢町大字土樽にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)上越線である。

東京側から望むと、清水トンネルを出てすぐの位置にある。また、上越線は当駅(正確には上り線の清水トンネル高崎側出口付近)から宮内駅信越本線と接続)までが新潟支社管轄である。

年表[編集]

駅構造[編集]

丘陵地の東斜面に位置する地上駅相対式ホーム2面2線を持つ。駅舎は上り線側にあり、両ホームは跨線橋で連絡している。越後湯沢駅管理の無人駅

かつては、相対式ホーム(副本線)および通過線(本線)を持つ2面4線の構造であったが、2008年(平成20年)6月3日から26日までホームの改築が行われた際に副本線が廃止となり、本線上にホームが設置された現在の構造となった。工事期間中は全列車が通過し、越後中里駅と当駅の間でバスやタクシーによる代行輸送が行われた。

のりば[編集]

1 上越線(上り) 水上渋川高崎方面
2 上越線(下り) 越後湯沢長岡方面

駅周辺[編集]

ホーム

土樽の名前を持つが、旧土樽村の中心部は現在の越後中里駅付近に当たり、駅周辺に人家はない。上り線ホームの横を関越自動車道が通っており、当駅の東に土樽パーキングエリアが置かれているが、駅周辺の一般道は関越自動車道の東隣に、中央線(センターライン)も引かれていない農道のような道があるのみ(ただし路線バスが通っている)で、そこから駅に入る枝線にも「土樽駅入り口」などの掲示さえなされていない。

以前あった施設[編集]

  • 土樽スキー場:下りホームから徒歩3分でゲレンデに通じており、駅を通らないと到達できないスキー場として知られていた。2004年平成16年)を最後に営業を廃止。
  • ユースホステル土樽山荘:下りホーム端に案内看板があった。2009年4月10日をもって閉館。

バス路線[編集]

  • 徒歩数分で南越後観光バス「蓬橋」停留所があり、越後湯沢駅までのバスが1日数本出ている。
  • 「土樽」バス停もあるが、駅からは1km近く離れている。

歩み[編集]

かつて上越線の敷設工事が行われた際は、この付近の難所(清水トンネル、松川ループ線)に備え、現在の土樽駅がある近くまで湯沢から延長約16kmの軽便鉄道線が敷設されていた。

当駅は、川端康成の『雪国』でもトンネルを出た後はじめに汽車が停車する「信号場」として登場する。実際に作品の書かれた当時は信号場であったが、冬季にはスキー客の利用を見込んで仮乗降場扱いで客扱いをしていた。

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道
上越線
土合駅 - 土樽駅 - 越後中里駅

関連項目[編集]

外部リンク[編集]