新宿ソフト

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株式会社新宿ソフト
種類 株式会社
市場情報
略称 新宿ソフト
本社所在地  
東京都新宿区新宿5-10-6 (登記上の本社)

新宿ソフト本社

電話番号
設立 1989年9月27日
業種 不動産・アミューズメント事業
事業内容 インターネットカフェ、テレクラ
ビデオボックスなどのチェーン運営等
代表者 森下景一
資本金 1千万円
売上高 350億円
総資産
従業員数 2,000名
決算期
主要株主
主要子会社
関係する人物
外部リンク
特記事項:

新宿ソフト(しんじゅく-)とは、1989年創業のアミューズメント企業。

インターネットカフェマンボービデオボックスの金太郎・花太郎、テレクラリンリンハウス、ラブホテルの各業態を統括するグループの本社。首都圏関西地区を中心にチェーン展開していることで知られている。

株式会社新宿ソフトの各業態・店舗は主にターミナル駅付近の繁華街に手広く店舗網を広げている。


概要[編集]

テレフォンクラブを創業[編集]

新宿ソフト社長、森下景一が1980年代の新宿・歌舞伎町でテレクラ・リンリンハウスを創業。当時のマスメディアでも大きく紹介された。当時の競合店では1時間3,000円が相場であった利用料金を、リンリンハウスチェーンは1時間800円に値下げして低価格を前面に出した価格政策を打ち出し、利用客を取り込むことに成功した。

このビジネス形式を日本各地のテレクラ店舗を出店に際して応用し、各地の歓楽街にネオンサイン看板を派手に施された店舗の出店を続けた。「入会金無料、1時間800円」のフレーズをエンドレステープで繰り返し店舗入口のスピーカーから大音量で流したり駅前でのポケットティッシュ配布など、独特の宣伝・運営には繁華街の風紀の乱れ、景観を損ねるという声もあった。このビジネス方式は現在同社グループ傘下のインターネットカフェ・マンボーの低価格料金設定・チェーンの運営展開にも応用されている。

多角経営[編集]

その後新事業としてダイヤルQ2事業、ビジネスホテル、ラブホテルなどのホテル事業などでグループ規模を拡大。1989年に新宿ソフトを有限会社として設立(系列グループの統括会社)。2000年以降からはインターネットカフェチェーン化の推進、法規制で斜陽事業となったテレクラに代わり、ビデオボックス事業への転換など進める。現在は主にテレクラやホテル・ビデオボックスなどの店舗事業と、2ショットダイヤルや出会い系サイトなどの通信・ネット事業から構成されている。2007年には、スポーツバーやアイスクリームショップといった外食事業へ進出する。

主な関連グループ[編集]

ファイル:Shinjukusoft, Takadanobaba Office.jpg
新宿ソフト・高田馬場事務所(リンリンハウス・花太郎・金太郎事業部)
ファイル:Dragon ice company 2007.jpg
ドラゴンアイス渋谷店(2007年10月閉店)
池袋グランドホテル
池袋セントラルホテル
池袋パークサイドホテル
  • 2ショット(MAX・ZERO・ミセスEYE・バレンタインコール…等)
札幌通信事業部
仙台通信事業部
東京通信事業部
横浜通信事業部
名古屋通信事業部
大阪通信事業部
広島通信事業部
福岡通信事業部
札幌営業部
仙台営業部
東京営業部
横浜営業部
名古屋営業部
大阪営業部
広島営業部
福岡営業部
  • 出会い系サイト(PC☆MAX・メール星人・プレミアム・VCこーる…等)
東京ネット事業部
大阪ネット事業部
福岡ネット事業部(現在は大阪ネット事業部と統合した為、存在しない。)
PC事業部
  • その他
通信本部
債権管理部
日立建物
マッシュアップ
M-SPO(スポーツバー)
ピュア(法務と納税用の真っ当企業)
その他のビデオボックス、テレクラなど分派多数。
  • 求人
求人情報では「VC」と名乗っているケースもあり。

同社のチェーン店舗全店に共通する特徴といえば、上記の店舗外観画像に見られる原色の配色を多用した派手な店舗を周囲の景観・環境に配慮せず繁華街に出店する指向がある。以前展開していた風俗チェーン事業の際には、ホテヘル、無料案内所を集中出店させて派手な店舗外観で作られた。その後石原慎太郎東京都知事の東京都治安回復・浄化政策[1]中山弘子新宿区長らが進める新宿区の歌舞伎町ルネッサンス[2]の浄化運動の対象となり警視庁による徹底した調査・捜査が続けられ違法風俗店を運営していた件で、後の取り締まりを受ける結果となった。[3]

撤退した事業[編集]

2004年、新宿の歌舞伎町・歓楽街で新たなビジネスとして性風俗産業への本格的な展開を開始。系列の森下不動産部門が取得した物件にホテル出張型ヘルス店舗を次々と開設。レンタルルーム・風俗案内所などにも進出して池袋、渋谷地区にも同様のビジネス方式を展開。都内でも大手の風俗チェーンを束ねる規模となった。

2005年11月24日、風営法違反の疑いで新宿ソフト本社、系列グループ店舗に警視庁保安課が一斉家宅捜査、関係者8名が逮捕された。[4]以後、新宿ソフトが運営していた性風俗関連のビジネスを完全撤退。逮捕容疑に繋がった現場のビジネスホテルは、系列のインターネットカフェとして再開している。

その他[編集]

ファイル:Manboo (Internet cafe) japan No2.jpg
ビジネスホテルからインターネットカフェに転換された新宿歌舞伎町店(旧上高地ビル)

マドンナの通算11作目のアルバムからのシングルカット曲「ジャンプ」(2006年)のプロモーションビデオクリップ・新宿ロケシーンに新宿ソフトのチェーン店舗が利用された。冒頭シーンからリンリンハウスの店舗が多数登場する。ビデオ後半部分には新宿にあるマンボー新宿歌舞伎町店が登場して男性ダンサーが壁を蹴り上げジャンプして一回転するシーンが収録されている。

脚注・出典[編集]

  1. 不夜城の光と影zakzak
  2. 歌舞伎町ルネッサンスへの思い新宿区長コラム
  3. 歌舞伎町の違法風俗店摘発、経営者の容疑者(54)ら風営法違反の疑いで逮捕 歌舞伎町ルネッサンス
  4. 風俗王:禁止地域で風俗店営業、逮捕 毎日新聞 2005年11月24日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

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