黒川駅 (神奈川県)

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黒川駅

黒川駅(くろかわえき)は、神奈川県川崎市麻生区南黒川にある、小田急電鉄多摩線である。駅番号はOT 03

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を持つ。

2006年1月31日に駅舎がリニューアルされる際にホームの屋根に太陽光発電用の発電パネルが設置され、自動券売機自動改札機の電力に利用されている。2010年度には、行先案内表示器が設置された[1]

2012年度中に東北沢-和泉多摩川間複々線化工事完成時に各駅停車を10両化できるようホームが唐木田方面に延長される予定である[2][3]

黒川駅プラットホーム
ホーム 路線 方向 行先
1 多摩線 下り 小田急多摩センター唐木田方面
2 多摩線 上り 新百合ヶ丘新宿千代田線小田原片瀬江ノ島方面

利用状況[編集]

2012年度の一日平均乗降人員は8,366人である[4]

近年の乗降人員・乗車人員の推移は下表のとおり。

年度 一日平均
乗降人員
一日平均
乗車人員
1979年 586
1982年 659
1987年 1,151
1995年 1,543[5]
1996年 1,597[6]
1997年 1,677[7]
1998年 1,636[7]
1999年 1,757[7]
2000年 2,189[7]
2001年 2,252[7]
2002年 2,534[8]
2003年 5,907 2,811[8]
2004年 6,152 2,987[8]
2005年 6,064 2,954[8]
2006年 6,606 3,307[8]
2007年 7,761 3,718[9]
2008年 8,265 4,134[9]
2009年 8,204 4,106[9]
2010年 8,307 4,170[9]
2011年 8,250 4,133[9]
2012年 8,366

駅周辺[編集]

駅周辺には小規模集合住宅、住宅、児童公園などのほか、川崎市が開発したかわさきマイコンシティと呼ばれる工業団地[10]がある。商業施設はほとんどない。北口から唐木田方面坂を下りた鶴川街道沿いには小規模な商店が点在する。鶴川街道を挟んだ黒川地区の一部は市街化調整区域に指定されているために開発を逃れ、多くの自然が残されている。川崎市内では珍しいホトケドジョウの生息地域である。

バス路線[編集]

路線バスは駅前に乗り入れておらず、階段を降りて鶴川街道沿いの「黒川」停留所が最寄りとなる。以下の路線が小田急バス神奈川中央交通により運行されている。朝と夕方の通勤時間のみマイコンシティ区内の社員向けに駅前から専用バスが出ている。

鶴川・柿生方面(鶴川街道・黒川駅側)

稲城・調布方面(鶴川街道・道路向かい側)

  • 小田急 若11 若葉台駅行
  • 神奈中 鶴21 若葉台駅行
  • 神奈中 鶴22 若葉台駅・矢野口駅経由 調布駅南口行(休日1本)
  • 小田急 柿24 稲城駅行(若葉台駅は通らず)/矢野口駅行(同)/調布駅南口行(若葉台駅・矢野口駅は通らず、朝1本)/はるひ野駅入口経由 若葉台駅行

歴史[編集]

駅名の由来[編集]

当時の駅所在地の地名「黒川」より。

隣の駅[編集]

小田急電鉄
多摩線
多摩急行・急行
通過
準急・区間準急・各駅停車
栗平駅 (OT 02) - 黒川駅 (OT 03) - はるひ野駅 (OT 04)

脚注[編集]

  1. () 小田急電鉄 2010年度の鉄道事業設備投資計画 ②.行先案内表示装置の新設 pdf [ arch. ] 2012-05-10
  2. () 2012年度の鉄道事業設備投資計画 輸送サービスの向上に291億円 pdf 小田急電鉄 [ arch. ] 2012-05-10
  3. 「各駅停車の10両化に向けた工事を進めます!」ODAKYU VOICE Station 2012年度鉄道事業設備投資計画 2012年5月21日発行
  4. () 1日平均乗降人数 小田急電鉄 [ arch. ] 2012-06-27
  5. 川崎市統計書[リンク切れ]
  6. 川崎市統計書平成13(2001)年度版
  7. 7.0 7.1 7.2 7.3 7.4 川崎市統計書平成14(2002)年度版
  8. 8.0 8.1 8.2 8.3 8.4 川崎市統計書平成19(2007)年度版
  9. 9.0 9.1 9.2 9.3 9.4 川崎市統計書平成24(2012)年度版
  10. () かわさきマイコンシティ 川崎市 [ arch. ] 2012-06-06
  11. () 明治大学黒川農場交通アクセス 明治大学 [ arch. ] 2012-05-10

関連項目[編集]

外部リンク[編集]